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シーン別 わかる!漢方Q&A
筆頭著者 永田郁夫 (著)
医療法人日新会 久留米記念病院薬剤科
南山堂
電子版ISBN 978-4-525-98210-2
電子版発売日 2016年8月29日
ページ数 207
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-525-47111-8
印刷版発行年月 2016年8月
書籍・雑誌概要
現在,臨床現場や大学教育において積極的にとり入れられている漢方医学・漢方薬は,治療医学のみならず予防医学・養生医学でもあり,漢方を知ることは日々の健康管理面で非常に役立つ知識となる.本書では,漢方について「患者さんからの質問に答える」「患者さんに処方する」「漢方医学を基礎から学びたい」のシーン別にQ&A形式で分かり易く解説.
目次
シーン1 「患者さんからの質問に答える」
(1) 漢方製剤の服用方法は?
(2) 漢方薬は,いつ服用したらいいの?
(3) 通常,服用は食前か食間となっていますが,食後ではいけませんか?
(4) 漢方薬には副作用はないのですか?
(5) 漢方薬の副作用でよく耳にする「間質性肺炎」の要因は?
(6) 間質性肺炎の発症が高齢者に多い理由は?
(7) 漢方薬を服用して,眠気が出ることはないですか?
(8) 漢方薬でもアレルギーを起こしますか?
(9) 漢方製剤は「医療用」と「一般用」ではどのような違いがありますか?
(10) 漢方薬とドーピングの関連性について教えてください
(11) ダイエットに効果のある漢方薬はありますか?
(12) 2種類以上の漢方製剤を併用・合方してもかまいませんか?(その1:薬性・薬向)
(13) 同じ漢方薬なのに,違う病気に用いられるのはなぜですか?
(14) がん・悪性腫瘍に漢方薬は有用ですか?
シーン2 「患者さんに処方する」
(1) どうやって処方薬を決めるのですか?
(2) 2種類以上の漢方製剤を併用・合方してもかまいませんか?(その2:重複)
(3) 2種類以上の漢方製剤を併用・合方してもかまいませんか?(その3:法則)
(4) 西洋薬との併用で注意することは?
(5) 抗菌薬といっしょに服用してもよいのでしょうか?
(6) 抗菌薬以外にも,西洋薬の併用に注意するものがありますか?
(7) 漢方製剤の使用上の注意で重要なことは?
(8) エキス製剤と煎じ薬で違いはありますか?
(9) 小児用量に対して,なにか注意することはありますか?
(10) 妊産婦の漢方薬服用は大丈夫ですか?
(11) 妊産婦に対して避けるべき漢方薬はなんですか?
(12) 抗菌・抗ウイルス作用のある漢方薬もありますか?
(13) 抗がん剤の副作用と気・血・水の異常は関連がありますか?
シーン3 「漢方医学を基礎から学びたい」
(1) 漢方医学と西洋医学との違いはなんですか?
(2) 漢方医学はどのようにして誕生したのですか?
(3) 漢方医学はどのように発展してきたのですか? ― 歴史 ―
(4) 日本と中国において,漢方薬の処方に違いがありますか?
(5) 漢方医学と中国医学(中医学)の違いはどのような点ですか?
(6) 漢方薬による治療とは?
(7) 漢方医学の基となった中国伝統医学とは?
(8) 中国伝統医学の1つである「神農本草経」の365種類の生薬とは?
(9) 証の定義にある「六病位」とはなんですか?
(10) 漢方診断はどのように行われるのですか?
(11) 漢方治療の一番の特色はなんですか?
(12) 漢方医学はなぜ「時間の医学」と呼ばれるのですか?
(13) 「未病」とはなんですか?
(14) 漢方薬が普及した要因はなんですか?
(15) 漢方概念の1つである「五臓」とはなんですか?
(16) 漢方概念の1つである「気・血・水」とはなんですか?
(17) 「陰陽論」とはなんですか?
(18) 「帰経」とはなんですか?
(19) それぞれの概念(五臓,帰経,気・血・水)の関連性は?
(20) 高齢者に多い腎虚とは?
(21) 高齢者医療に対する漢方療法の注意はなんですか?
(22) 高齢化社会に対して漢方療法は有用ですか?
(23) 「根拠に基づいた医療(EBM)」について教えてください
(24) 代替医療とはなんですか?
(25) 漢方薬にはショウガなど,食物も含まれるのですか?
(26) 生薬にはどのような成分が含まれていますか?
参考図書・文献
主要な医療用漢方製剤 ポイント/組成生薬/効能・効果
索 引
一般索引
処方索引