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漢方治療のファーストステップ 第2版

漢方治療のファーストステップ 第2版
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筆頭著者 稲木 一元 松田 邦夫 (共著)

南山堂

電子版ISBN 978-4-525-98092-4

電子版発売日 2019年7月29日

ページ数 193

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-525-47002-9

印刷版発行年月 2015年8月

DOI https://doi.org/10.15104/9784525470029

書籍・雑誌概要

漢方薬の基本的な使用法のすべてがマスターできる実用書.臨床に直結する内容をわかりやすく読者に提供するために,箇条書きと表を多用し簡潔な表現とした.漢方用語の使用は必要最小限にして,使用頻度が高く使える処方を中心に,また,疾患・症候は漢方治療の有用なものに限定して解説.ベテラン医師の診療ノウハウが満載の頼れる一冊.

目次

総論―漢方治療に必要な基礎的知識
 1.はじめに
 2.基礎的知識
 3.漢方治療の適応
 4.漢方的診察法
 5.漢方薬使用上の留意点
 6.病名・症候による漢方薬選択の例(頻用漢方薬)
 7.作用機序の解明が進んだ漢方薬
  ①六君子湯について
  ②大建中湯について

各論
1.呼吸器疾患
 1.呼吸器疾患 総論
 2.急性上気道炎・インフルエンザ
 3.気管支炎
 4.気管支喘息

2 .循環器疾患
 1.循環器疾患 総論
 2.高血圧症
 3.低血圧症
 4.動悸・胸痛
 5.脳循環障害
 6.末梢循環障害

3.消化器疾患
 1.消化器疾患 総論
 2.口内炎・舌炎・舌痛症
 3.胃 炎
 4.消化性潰瘍
 5.過敏性腸症候群
 6.便 秘
 7.痔疾・脱肛
 8.肝疾患
 9.胆・膵疾患
 10.術後の諸症状

4 .内分泌・代謝疾患
 1.内分泌・代謝疾患 総論
 2.漢方治療の実際
  肥満症
  やせ症
  糖尿病
  脂質異常症
  甲状腺機能亢進症

5.腎疾患
 1.腎疾患 総論
 2.漢方治療の実際
  頻用漢方薬の使用法
  漢方薬使用上の注意
  西洋医薬との使い分け・併用

6.泌尿器疾患
 1.泌尿器疾患 総論
 2.漢方治療の実際
  尿路結石
  尿失禁
  尿路不定愁訴
  男性不妊症
  勃起障害
  前立腺肥大症
  尿路感染症
  線維化疾患

7.精神・神経疾患
 1.精神・神経疾患 総論
  漢方治療の適応と不適応
  漢方治療の考え方
  頻用漢方薬
 2.常習頭痛
  漢方治療の適応
  漢方治療の実際
 3.めまい
  漢方治療のポイントと適応
  漢方治療の考え方
  漢方薬選択のポイント
  西洋医薬との使い分け・併用
  頻用漢方薬の使用法
 4.不眠症
  漢方治療のポイントと適応
  漢方薬選択のポイント
 5.抑うつ状態
  漢方治療のポイントと適応
  漢方治療の考え方
  漢方薬使用上の注意
 6.自律神経失調症
  漢方治療のポイントと適応
  漢方治療の考え方
  頻用漢方薬の使用法
 7.作用機序の解明が進んだ漢方薬
  ①抑肝散について

8.産婦人科領域疾患
 1.産婦人科領域疾患総論
  漢方治療の適応と不適応
  頻用漢方薬
  漢方薬使用上の注意
  お血と駆お血剤
 2.月経異常
  漢方治療の考え方
  漢方治療の適応
  西洋医薬との使い分け・併用
  漢方薬選択のポイント
  随伴症候所見による漢方薬の選択
  頻用漢方薬の使用法
 3.更年期障害
  漢方治療のポイントと適応
  漢方治療の考え方
 4.冷え症
  漢方治療のポイントと適応
  漢方治療の考え方

9.小児疾患
 1.小児疾患 総論
  漢方医学からみた小児の特殊性
  小児への投与量
 2.虚弱児
  漢方治療のポイントと適応
  漢方治療の考え方
  ―虚弱児の漢方的特徴
  頻用漢方薬の使用法
 3.小児喘息
  漢方治療のポイントと適応
  漢方治療の実際
  西洋医薬との使い分け・併用
 4.夜尿症
  漢方治療のポイントと適応
  頻用漢方薬の使用法
 5.起立性調節障害(OD)
  漢方治療のポイントと適応
  頻用漢方薬の使用法
 6.周期性嘔吐症
  漢方治療のポイントと適応
  頻用漢方薬の使用法

10.老年期疾患
 1.老年期疾患 総論
  老年期疾患と漢方治療の特徴
  漢方治療の考え方
 2.漢方治療の実際
  老年期疾患全般
  呼吸器疾患
  消化器疾患
  精神・神経疾患
  運動器疾患
  泌尿器疾患
  その他

11.運動器疾患
 1.運動器疾患 総論
  漢方治療の適応
  漢方治療の考え方
  麻黄剤使用上の注意
  頻用漢方薬
 2.関節リウマチ
  漢方治療のポイントと適応
  漢方治療の考え方
  頻用漢方薬の使用法
  漢方薬使用上の注意
 3.腰痛・坐骨神経痛
  漢方治療の適応と不適応
  漢方治療の考え方
  漢方治療の実際
  頻用漢方薬
  頻用漢方薬の使用法
 4.変形性膝関節症
  漢方治療の適応と不適応
  漢方治療の考え方
  頻用漢方薬の使用法

12.皮膚疾患
 1.皮膚疾患 総論
  漢方治療の意義
  漢方治療の適応
  漢方治療の考え方と漢方薬使用上の注意
  頻用漢方薬
 2.湿疹・アトピー性皮膚炎
  漢方治療のポイントと適応
  頻用漢方薬の使用法
  治療上の注意
 3.蕁麻疹
  漢方治療のポイントと適応
  頻用漢方薬の使用法
  治療上の注意
 4 .その他の皮膚疾患
  尋常性ざ瘡(にきび)
  尋常性乾癬
  しもやけ
  火 傷

13.耳鼻咽喉科領域疾患
 漢方治療のポイントと適応
 漢方治療の考え方

14.悪性腫瘍
 漢方治療のポイントと適応
 使用する可能性のある漢方薬
 薬草ものがたり
 漢方医学の歴史
 漢方医学の基本的参考書
 漢方医学関係諸団体

索  引
処方索引

一口メモ
 ・頓服で用いうる漢方薬
 ・漢方薬の服用時・服用後に摂取するとよいもの
 ・急性上気道炎の漢方的治療と発汗
 ・ガマの油の話
 ・便秘の民間療法
 ・血の道
 ・当帰芍薬散と桂枝茯苓丸の鑑別
 ・皮膚病には大黄を入れるとよい
 ・魚毒とシソ(紫蘇)の葉
 ・「好色一代男」と八味地黄丸
 ・遊廓と地黄煎

Q&A
 ・薬を飲ませる温度
 ・麻黄湯の予防的投与は?
 ・漢方薬で眠れない! 眠くなった?

用語解説
 ・暝眩
 ・水毒

コラム
 ・腰部脊柱管狭窄症

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