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絵でまるわかり 分子標的抗がん薬
筆頭著者 石川 和宏 (著)
北陸大学薬学部 教授
南山堂
電子版ISBN 978-4-525-98216-4
電子版発売日 2016年10月31日
ページ数 96
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-525-42361-2
印刷版発行年月 2016年11月
書籍・雑誌概要
これまでの抗がん薬とは,まったく異なるメカニズムの「分子標的薬」.本書では,数が多くなり,まとめにくくなった分子標的薬を大きく4つのグループに分けて解説.新しいメカニズムの「免疫チェックポイント阻害薬」についてもわかりやすいイラストで解説した.「分子標的薬」に苦手意識を抱いている方にもおすすめの入門書.
目次
第1章 がん細胞のしくみからみた 従来型抗がん薬と分子標的抗がん薬
1 新しいがん治療薬として登場した分子標的抗がん薬
2 がんの増殖のしくみ
3 がんの浸潤・転移のしくみ
4 がんの血管新生のしくみ
5 抗体薬と小分子薬
第2章 分子標的抗がん薬の特徴とメカニズム
1 細胞外で作用する薬
●抗体薬:リガンド阻害薬
●抗体薬:膜受容体阻害薬
●抗体薬:膜上分化抗原標的抗体薬
2 胞内で作用する薬: 受容体型分子を標的にした薬
●小分子薬:受容体型チロシンキナーゼ標的薬
3 細胞内で作用する薬:非受容体型分子を標的にした薬
●小分子薬:非受容体型チロシンキナーゼ標的薬
●小分子薬:セリン・スレオニンキナーゼ標的薬
●小分子薬:プロテアソーム阻害薬
4 細胞内で作用する薬: 受容体型・非受容体型分子を標的にした薬
●小分子薬:マルチキナーゼ阻害薬
第3章 各論を踏まえたがん化学療法総論
1 遺伝子情報とがん化学療法
2 投与された抗がん薬の作用に関連した因子
3 支持療法とがん化学療法
Column
薬効にかかわる遺伝子型理解のコツ
コンパニオン診断薬
従来型抗がん薬の作用機序
抗体薬と小分子薬の語尾
リキッドバイオプシー
索引