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Cutting Edge of Molecular Cardiology

新しい臨床を開拓するための分子循環器病学

新しい臨床を開拓するための分子循環器病学
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筆頭著者 小室 一成 (編)

東京大学大学院医学系研究科 循環器内科学 教授

南山堂

電子版ISBN 978-4-525-98363-5

電子版発売日 2021年2月1日

ページ数 210

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-525-24941-0

印刷版発行年月 2019年4月

DOI https://doi.org/10.15104/9784525249410

書籍・雑誌概要

循環器疾患領域では発症機序・分子病態の解明が進み,未来医療を導くような基礎研究も進展しているが,それらの知見は臨床医にはまだ十分に理解・活用されていない.「脳卒中・循環器病対策基本法」も成立し,大きく変わる循環器診療のなかで,本書では,30テーマの第一人者が,疾患予防・治療につながる基礎研究の過去・現在と未来を語る.

目次

1.循環器疾患におけるゲノム解析の意義は何か (伊藤 薫)
2.分子構造解析で何が見えるか (今崎 剛,仁田英里子,仁田 亮)
3.心臓発生の分子機序から先天性心疾患を理解する (古道一樹,吉田 祐,山岸敬幸)
4.Direct reprogrammingによる心臓再生 (黒津祥太,家田真樹)
5.心肥大の細胞内シグナルと転写制御 (桑原宏一郎)
6.統合的オミックス解析により心不全の謎を解く (野村征太郎)
7.神経制御の破綻による循環器病 (岸 拓弥)
8.カルシウムハンドリング異常としての心不全 (小林茂樹)
9.HFrEFとHFpEFの細胞内シグナル (沼田玄理,瀧本英樹)
10.栄養・エネルギー代謝から考える心不全 (佐野元昭,山本恒久,遠藤 仁)
11.ミトコンドリア異常は心不全の原因か (星野 温,的場聖明)
12.心不全における酸化ストレスの役割 (井手友美)
13.循環器疾患発症・進展における小胞体ストレス応答の役割 (富 海英,南野哲男)
14.虚血コンディショニングと心筋保護 (三木隆幸,矢野俊之)
15.オートファジー性分解の心臓における役割 (山口 修)
16.循環器疾患に炎症・免疫応答はどうかかわるか (安斉俊久)
17.アディポサイトカインと循環器病 (柴田 玲,室原豊明)
18.多臓器連関・多細胞連関から考える循環器病 (藤生克仁)
19.心腎連関の実行分子は何か (尾上健児)
20.心筋症の分子遺伝学はどこまで進んだか (久保 亨)
21.周産期心筋症の分子機序 (神谷千津子)
22.腫瘍循環器学とは何か (赤澤 宏)
23.心房細動を分子生物学で紐解く (古川哲史)
24.遺伝性不整脈の理解はどこまで進んだか (大野聖子)
25.iPS細胞を用いた病態解明 (湯浅慎介)
26.non-coding RNAの循環器病への関与 (尾野 亘)
27.腸から動脈硬化を予防する (山下智也,平田健一)
28.大動脈瘤病態研究の発展と臨床応用 (青木浩樹)
29.Marfan症候群における大動脈瘤形成機序 (八木宏樹,武田憲文)
30.肺動脈性肺高血圧症における炎症性シグナルの役割 (中岡良和)

日本語索引
外国語索引

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