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徹底深掘り!蜂窩織炎 ジェネラリストのための皮膚軟部組織感染症診療ガイド
筆頭著者 佐藤 直行 長野 広之 (編)
南山堂
電子版ISBN 978-4-525-98539-4
電子版発売日 2024年4月11日
ページ数 263
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-525-23891-9
印刷版発行年月 2024年4月
書籍・雑誌概要
できる医師ほどコモンな疾患に手を抜かない
コモンだけど奥深い,皮膚軟部組織感染症診療の羅針盤.ガイドラインだけで解決できない困りごとをまとめて解決!
目次
Ⅰ章 総 論
1 落とし穴にはまらない蜂窩織炎診療を心がけよう
2 蜂窩織炎の診断プロセスを深める
Ⅱ章 蜂窩織炎/丹毒の診断編
3 蜂窩織炎/丹毒の背景因子・重症化リスクを見極める
4 蜂窩織炎/丹毒の臨床症状 ─部位や全身症状に特徴はありますか?─
5 Tips 両側性の蜂窩織炎はありますか?
6 蜂窩織炎/丹毒の身体診察を深める ─発赤以外に何をみたらいいですか?─
7 蜂窩織炎/丹毒の一般的な原因菌 ─年齢と罹患部位によっても変わりますか?─
8 基礎疾患・曝露歴と蜂窩織炎/丹毒 ─稀な細菌はいつ考えますか?─
9 Tips 真菌性・抗酸菌性の蜂窩織炎を考えるとき
10 培養検査を深める ─血液培養はどういった患者で採取すべきですか?─
11 画像検査を深める ─診療に役に立つ検査は何ですか?─
12 Tips 蜂窩織炎患者はDVTを合併しやすいですか?
Ⅲ章 蜂窩織炎mimickers編
13 うっ滞性皮膚炎
14 皮膚膿瘍
15 深部静脈血栓症(DVT)
16 単〜少関節炎(結晶誘発性,化膿性)
17 トキシックショック症候群
18 結節性紅斑
19 Sweet病
Ⅳ章 蜂窩織炎/丹毒の治療,マネジメント編
20 蜂窩織炎/丹毒の入院適応を見極める ─内服と注射どちらで始めたらいいですか?─
21 蜂窩織炎/丹毒に対する抗菌薬の初期選択 ─コモンな細菌に対するempiric therapy─
22 MRSAをカバーするのはどんなとき?
23 稀な原因菌に対する抗菌薬の使い方
24 蜂窩織炎/丹毒の治療効果判定・経過観察の仕方を深める
25 蜂窩織炎/丹毒の治療期間を深める ─何を指標に治療期間を決めますか?─
26 蜂窩織炎の在宅治療戦略
27 蜂窩織炎/丹毒の非薬物治療と抗菌薬以外の薬物療法
28 蜂窩織炎/丹毒の再発予防を深める ─誰にどんな予防ができますか?─
29 白癬のみかた
30 糖尿病性足潰瘍を疑ったときの評価とマネジメント
31 糖尿病のフットケア ─感染予防の観点から─
Ⅴ章 蜂窩織炎/丹毒の診療で注意しておきたい近縁病態編
〈壊死性筋膜炎〉
32 壊死性軟部組織感染症(NSTI)総論 ─壊死性筋膜炎以外に何がありますか?─
33 壊死性筋膜炎のリスクと症状・身体診察を深める ─早期症状のうちに見抜くために─
34 Tips “昨日元気で今日ショック,皮疹があればもうけもの”
35 壊死性筋膜炎の画像検査を深める
36 壊死性筋膜炎の予測スコアの使い方と診断のための侵襲的検査 ─踏み切る決め手は何ですか?─
37 Tips 壊死性軟部組織感染症診療に役立つグラム染色の使いどき
38 壊死性筋膜炎の原因菌と初期抗菌薬選択を深める
39 デブリードマンについてジェネラリストが知っておくべきこと ─goldentime から周術期管理まで─
40 Tips 抗菌薬・デブリードマン以外の治療はありますか?
41 壊死性筋膜炎の治療期間を深める
〈褥瘡感染〉
42 褥瘡感染の疫学・リスク
43 褥瘡感染の臨床症状と局所所見を深める ─見抜きかたのコツは?─
44 Tips 骨髄炎合併の評価
45 褥瘡感染の培養検査を深める ─原因菌を見極めるために─
46 褥瘡感染に対する抗菌薬選択と治療期間を深める
47 褥瘡感染における軟膏・ドレッシング材選択のコツと注意点
48 褥瘡感染に対する外科的処置
Ⅵ章 押さえておきたい周辺知識編
49 手術部位感染症
50 化膿性筋炎
51 ガス壊疽
52 海外渡航と皮膚感染症
53 小児の皮膚軟部組織感染症 ─蜂窩織炎・丹毒・伝染性膿痂疹を中心に─
54 βラクタムアレルギーがあるときの蜂窩織炎治療選択
55 Tips D-test:クリンダマイシンの感受性解釈のピットフォール
56 蜂窩織炎診療における抗MRSA薬の使い分け