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図説人体寄生虫学 第10版

図説人体寄生虫学 第10版
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筆頭著者 吉田 幸雄(原著)  日本寄生虫学会 「図説人体寄生虫学」編集委員会 (編)

南山堂

電子版ISBN 978-4-525-98421-2

電子版発売日 2022年1月31日

ページ数 314

判型 四六倍

印刷版ISBN 978-4-525-17020-2

印刷版発行年月 2023年2月

DOI https://doi.org/10.15104/9784525170202

書籍・雑誌概要

初版刊行から40年以上にわたり最新情報を提供し続ける寄生虫学分野を代表する成書.顧みられない熱帯病(NTDs)としての寄生虫疾患も国際的に重要視されているなか,日本寄生虫学会の編集委員会により,新たな知見を取り込み全面改訂された.主に医学生,医師,臨床検査技師の方々に向け,多くの寄生虫・衛生動物,それらに起因・関連する疾患の情報を網羅,簡潔な文章と豊富な図表で解説した「見る寄生虫学書」.

目次

総論
Ⅰ.寄生虫学の定義と重要性
Ⅱ.人体寄生虫学(医動物学)の研究領域
Ⅲ.生物の分類法および命名法
Ⅳ.自由生活,相利共生,片利共生および寄生
Ⅴ.宿主・寄生虫相互関係
Ⅵ.寄生虫の棲息場所
Ⅶ.寄生虫の体制機構,生殖および発育
Ⅷ.寄生虫の進化と適応
Ⅸ.寄生虫感染に対する宿主の反応と免疫
Ⅹ.寄生虫の病原性と病態
XI.寄生虫症の治療
XII.寄生虫感染の疫学
XIII.感染症新法の制定と寄生虫性疾患および新興・再興感染症
XIV.寄生虫学の歴史

各論
第1部 人体寄生原虫学
 第1項 人体寄生原虫学 総論
 第2項 人体寄生原虫の分類
 第3項 赤痢アメーバ [A]歴史,疫学,形態と生活史
 第4項 赤痢アメーバ [B]病理と症状
 第5項 赤痢アメーバ [C]診断と治療
 第6項 消化管内寄生の非病原性アメーバおよびヒトブラストシスチス
 第7項 病原性自由生活アメーバ [A]髄膜脳炎を起こすアメーバ
 第8項 病原性自由生活アメーバ [B]角膜炎を起こすアメーバ
 第9項 トリパノソーマ科原虫 総論
 第10項 ガンビアトリパノソーマおよびローデシアトリパノソーマ
 第11項 クルーズトリパノソーマ 付.その他のトリパノソーマ
 第12項 リーシュマニア
 第13項 ランブル鞭毛虫 [A]基礎
 第14項 ランブル鞭毛虫 [B]臨床
 第15項 腟トリコモナスおよび消化管内寄生鞭毛虫類
 第16項 クリプトスポリジウム
 第17項 戦争シストイソスポーラおよびサイクロスポーラ
 第18項 トキソプラズマ [A]基礎
 第19項 トキソプラズマ [B]臨床
 第20項 肉胞子虫
 第21項 マラリア [A]歴史と生活史
 第22項 マラリア [B]形態と発育
 第23項 マラリア [C]感染,症状および免疫
 第24項 マラリア [D]診断
 第25項 マラリア [E]治療と予防
 第26項 マラリア [F]疫学 付.二日熱マラリア
 第27項 バベシアおよび大腸バランチジウム
 第28項 ナナホシクドア
 第29項 ニューモシスチス [A]分類と疫学
 第30項 ニューモシスチス [B]形態と生活史
 第31項 ニューモシスチス [C]病理
 第32項 ニューモシスチス [D]症状と診断
 第33項 ニューモシスチス [E]治療と予防
 第34項 後天性免疫不全症候群(AIDS)

第2部 人体寄生蠕虫学
I.線形動物
 第35項 人体寄生蠕虫学 総論
 第36項 線形動物 総論
 第37項 人体寄生線虫の分類
 第38項 回虫 [A]疫学と形態
 第39項 回虫 [B]生活史と臨床
 第40項 ブタ回虫,イヌ回虫,ネコ回虫およびアライグマ回虫
 第41項 幼虫移行症
 第42項 アニサキス [A]歴史,分類,疫学および形態
 第43項 アニサキス [B]生活史と病理
 第44項 アニサキス [C]臨床
 第45項 蟯虫
 第46項 鉤虫 [A]歴史およびズビニ鉤虫成虫の形態
 第47項 鉤虫 [B]アメリカ鉤虫成虫の形態
 第48項 鉤虫 [C]発育と生活史
 第49項 鉤虫 [D]症状,診断および治療
 第50項 鉤虫 [E]検査法
 第51項 鉤虫 [F]その他の人体寄生鉤虫
 第52項 東洋毛様線虫
 第53項 広東住血線虫 [A]形態と生活史
 第54項 広東住血線虫 [B]臨床と疫学 付.コスタリカ住血線虫
 第55項 糞線虫
 第56項 有棘顎口虫および剛棘顎口虫
 第57項 ドロレス顎口虫および日本顎口虫
 第58項 東洋眼虫および旋尾線虫
 第59項 バンクロフト糸状虫 [A]形態と生活史
 第60項 バンクロフト糸状虫 [B]臨床と疫学
 第61項 マレー糸状虫および常在糸状虫などMansonella属線虫
 第62項 イヌ糸状虫
 第63項 回旋糸状虫,ロア糸状虫およびメジナ虫
 第64項 鞭虫,肝毛細虫およびフィリピン毛細虫
 第65項 旋毛虫

Ⅱ.扁形動物
 A.吸虫類
 第66項 扁形動物および吸虫綱 総論
 第67項 人体寄生吸虫の分類
 第68項 肝吸虫 [A]形態と生活史
 第69項 肝吸虫 [B]臨床と疫学 付.タイ肝吸虫
 第70項 横川吸虫
 第71項 有害異形吸虫,槍形吸虫,肥大吸虫および膵蛭
 第72項 ウェステルマン肺吸虫 [A]分類と形態
 第73項 ウェステルマン肺吸虫 [B]生活史と感染
 第74項 ウェステルマン肺吸虫 [C]臨床
 第75項 宮崎肺吸虫
 第76項 大平肺吸虫およびその他の肺吸虫
 第77項 棘口吸虫
 第78項 肝蛭 [A]形態と生活史
 第79項 肝蛭 [B]臨床
 第80項 日本住血吸虫 [A]歴史,形態および生活史
 第81項 日本住血吸虫 [B]臨床と疫学
 第82項 マンソン住血吸虫およびビルハルツ住血吸虫
 第83項 鳥類住血吸虫のセルカリアによる皮膚炎
 第84項 咽頭吸虫

 B.条虫類(付.鉤頭虫類および鉄線虫類)
 第85項 条虫綱 総論
 第86項 人体寄生条虫の分類
 第87項 広節裂頭条虫および日本海裂頭条虫 [A]歴史,分類および形態
 第88項 広節裂頭条虫および日本海裂頭条虫 [B]生活史および臨床
 第89項 クジラ複殖門条虫およびマンソン裂頭条虫
 第90項 孤虫症(幼裂頭条虫症)
 第91項 無鉤条虫 付.アジア条虫
 第92項 有鉤条虫
 第93項 単包条虫および多包条虫 [A]形態と生活史
 第94項 単包条虫および多包条虫 [B]臨床と疫学
 第95項 小形条虫,縮小条虫および多頭条虫
 第96項 瓜実条虫,有線条虫,サル条虫およびニベリン条虫
 第97項 条虫症の治療法
 第98項 鉤頭虫類および鉄線虫類

第3部 衛生動物学
 第99項 衛生動物学 総論
 第100項 医学上重要な貝類 [A]貝の分類
 第101項 医学上重要な貝類 [B]貝の形態
 第102項 医学上重要な貝類 [C]各論
 第103項 節足動物 総論および甲殻類
 第104項 蛛形綱およびダニ 総論と分類
 第105項 マダニ 総論
 第106項 マダニが媒介する疾患 [A]日本紅斑熱および野兎病
 第107項 マダニが媒介する疾患 [B]ライム病および重症熱性血小板減少症候群
 第108項 ツツガムシ [A]歴史,形態および生活史
 第109項 ツツガムシ [B]臨床と疫学
 第110項 ヒゼンダニおよびイエダニ
 第111項 ニキビダニ,屋内塵ダニおよびダニアレルギー
 第112項 昆虫 総論および蚊 総論
 第113項 蚊 各論
 第114項 ブユ,アブおよびドクガ
 第115項 ハエ
 第116項 ノミ
 第117項 アタマジラミおよびコロモジラミ [A]分類,形態および生活史
 第118項 アタマジラミおよびコロモジラミ [B]臨床と疫学
 第119項 ケジラミおよびトコジラミ
 第120項 ハチ
 第121項 シバンムシアリガタバチ,ゴキブリ,ムカデおよびヒアリ
 第122項 毒蛇
 第123項 ネズミ
 第124項 ネズミと腎症候性出血熱
 第125項 有害生物への対策

第4部 総まとめ事項および検査法
 第126項 人体寄生虫の感染経路のまとめ
 第127項 人体寄生虫の主な寄生部位のまとめ
 第128項 輸入感染症とくに輸入寄生虫症のまとめ
 第129項 人獣共通感染症のまとめ
 第130項 寄生虫症の主要症状のまとめ
 第131項 主な駆虫薬および駆虫法のまとめ
 第132項 わが国の主な寄生虫症の流行要因別分類
 第133項 消化管寄生原虫の検査法
 第134項 マラリアの検査法
 第135項 主な寄生虫症における診断検査材料
 第136項 ニューモシスチスの検査法
 第137項 免疫学的診断法およびDNA診断法
 第138項 蠕虫卵検査法
 第139項 主要人体寄生虫卵図譜
 第140項 寄生蠕虫標本作成法 [A]吸虫類および条虫類
 第141項 寄生蠕虫標本作成法 [B]線虫類

外国語索引
日本語索引
人名索引