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入職1年目から現場で活かせる!
こころが動く医療コミュニケーション読本
筆頭著者 中島 俊 (著)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-65282-7
電子版発売日 2023年8月14日
ページ数 152
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-05282-5
印刷版発行年月 2023年7月
書籍・雑誌概要
対人援助職必携! 新しい「エビデンスで身に付けるコミュニケーション読本」
「週刊医学界新聞」の人気連載に大幅加筆、書き下ろしを加えて書籍化。新進気鋭の研究者である著者ならではの視点で、最新の研究内容やホットトピックを豊富に盛り込み、21のテーマを通じて「こころが動く」方法論をプラクティカルに体得できる実践書。入職1年目からベテランまで、全ての対人援助職が現場で活かせる内容となっている。これからの医療コミュニケーションは“経験則”ではなく、“エビデンス”で身に付ける!
目次
はじめに
第1章 医療者がもつべき倫理観・態度
1 医療者が陥りがちな,患者さんとの関係を悪化させる6つの罠
2 医療コミュニケーションの土台となる医療者の倫理観
3 マニュアルに基づくかかわりの大切さと柔軟さ
4 患者さんに対する自己開示はどこまでするべき?
5 医学的に益が低い状況にどう対応するか
6 患者さんとのかかわりを記録に残す
第2章 コミュニケーションの基本的なスキル
1 面接やかかわり方の構成を考える──患者さんのやる気を引き出す4つのかかわり
2 コツを押さえた質問を心がけよう
3 聞き返しを用いて患者さんへの共感力を高めよう
4 文脈に合わせた情報の伝え方
5 非言語コミュニケーションを面接に生かす
6 会話を上手に進めるコミュニケーション
第3章 状況に即したコミュニケーション法の選択
1 患者さんの意思決定をSDMで支援する
2 動機づけ面接(MI)で患者さんの意欲を引き出す
3 行動の確立を支援する
4 自分の素直な気持ちや考えを適切な方法で同僚に伝えよう
5 コロナ禍における医療コミュニケーション
6 ミスを防ぐために情報共有のコミュニケーションを促す
第4章 共感力を高めるために医療者ができること
1 患者さんと医療者の感情に目を向ける
2 共感力低下を防ぐために医療者に必要なこと
3 コミュニケーションの質を可視化して測定する
column
医療者の身だしなみは何に気を付けるべき?
患者様? 患者さん?
ヒトは擬人化エージェントに何を望み,ヒトに何を望むのか
知っておきたい電話応対とその練習法
やさしくわかりやすい資料デザイン
しっかり眠ろう
索引