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脳神経外科レジデントマニュアル

脳神経外科レジデントマニュアル
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筆頭著者 若林 俊彦 (監)

その他の著者等 夏目 敦至/泉 孝嗣

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-62533-3

電子版発売日 2016年8月29日

ページ数 384

判型 B6変

印刷版ISBN 978-4-260-02533-1

印刷版発行年月 2016年5月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260625333

書籍・雑誌概要

定評あるレジデントマニュアルシリーズ、待望の脳神経外科版。脳神経外科診療の現場においてレジデントレベルで必要とされる全般的事項を、実践的かつコンパクトにまとめた。実際の診療手順や処方例、患者管理、救急対応など具体的な記載にあふれ、本書を開けばすぐに知りたいことを確認できる。脳神経外科研修医はもちろん、脳神経外科疾患に携わる機会のあるすべての医師にお勧めしたい、ポケットサイズの頼りになる1冊。

目次

 本書で使用した主な略語一覧

第1章 基本的診察の手順
 1.主訴・病歴の聴取と身体所見
 2.神経学的所見
 3.意識障害の鑑別
 4.頭痛の鑑別
 5.めまいの鑑別
 6.痙攣の鑑別
 7.運動障害の鑑別
 8.感覚障害の鑑別
 9.言語障害の鑑別
 10.小児症例の診察
 11.高齢者症例の診察

第2章 画像診断の手順
 1.単純X線
 2.CT
 3.MRI
 4.脳血管撮影(DSA)
 5.PET
 6.SPECT

第3章 日常よく遭遇する脳神経外科疾患
 1.脳血管障害
 2.脳腫瘍
 3.脊髄脊椎疾患
 4.機能的脳神経外科疾患
 5.小児脳神経外科疾患
 6.頭部外傷
 7.感染症

第4章 基本的術前術後の管理
 1.バイタルサインと身体所見
 2.入院時の検査
 3.予定手術前の指示
 4.緊急手術前の指示
 5.抗菌薬の予防的投与法
 6.手術後の指示
 7.静脈栄養と経腸栄養
 8.術後合併症の予防と対策
 9.ドレナージチューブの管理
 10.頭蓋内圧モニターの管理
 11.手術創の管理
 12.褥瘡の管理
 13.輸血

第5章 各種疾患を有する患者の管理
 1.感染をもつ患者の管理
 2.神経・精神疾患をもつ患者の管理
 3.呼吸器疾患をもつ患者の管理
 4.循環器疾患をもつ患者の管理
 5.肝疾患をもつ患者の管理
 6.腎疾患をもつ患者の管理
 7.糖尿病をもつ患者の管理
 8.痙攣をもつ患者の管理
 9.内分泌疾患をもつ患者の管理
 10.消化管疾患をもつ患者の管理
 11.疼痛をもつ患者の管理

第6章 脳神経外科疾患の救急対応
 1.意識障害の救急対応
 2.脳梗塞の救急対応
 3.脳出血の救急対応
 4.くも膜下出血(SAH)の救急対応
 5.頭部外傷の救急対応
 6.脳圧亢進症状の救急対応
 7.痙攣重積の救急対応
 8.呼吸・循環障害の救急対応

第7章 薬剤の管理
 1.抗血小板薬,抗凝固薬
 2.抗痙攣薬
 3.抗がん剤
  (1)テモゾロミド(テモダール(R))
  (2)ベバシズマブ(アバスチン(R))
 4.鎮痛薬
 5.抗うつ薬
 6.静脈麻酔薬
 7.小児の投薬量

第8章 代表的手術アプローチ
 1.前方アプローチ
 2.側方アプローチ
 3.後方アプローチ
 4.後頭下アプローチ
 5.経鼻的アプローチ
 6.水頭症の管理
 7.血管内治療
 8.脊椎手術

第9章 緩和医療
 1.脳神経外科における終末期緩和医療

付録 データファイル
 1.JCS
 2.GCS
 3.Hunt & Kosnik分類
 4.WFNS分類
 5.Fisher分類
 6.NIHSS
 7.Spetzler-Martin分類
 8.脊髄疾患における脊髄高位診断
 9.Hoehn & Yahrの重症度
 10.頭部外傷分類
 11.乳幼児用GCS
 12.早期癒合した縫合線と頭蓋変形
 13.虐待チェックシート
 14.小児の抗痙攣薬と血中濃度

索引

Side Memo
もやもや病の外科治療における合併症の回避
ガンマナイフ
ノバリス
たこつぼ型心筋症
出血による危険性の高い手術の場合の抗血小板薬および抗凝固薬の休薬期間
世界のクリップ
DWI-ASPECTSの求め方
刃の使い方
助手の役割と顕微鏡
患者から「自殺したい」と言われたら…
脳死判定