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助産雑誌 電子別冊 「現場が変わる! チームに働きかける母性看護CNSの実践」
筆頭著者 『助産雑誌』編集室 (編)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-04908-5
電子版発売日 2021年12月6日
ページ数 80
判型 B5
印刷版ISBN
印刷版発行年月 2021年11月
書籍・雑誌概要
これが母性看護CNSの高度実践です
母性看護専門看護師(CNS)には、直接ケアの他に、6つの機能(実践、相談、調整、倫理調整、教育、研究)を使って現場を円滑に回しチームへ貢献する役割がある。その役割を正しく認識してもらうために、月刊誌『助産雑誌』連載では事例を深く掘り下げ、漫画と共に実践の「見える化」を図った。本電子別冊は、連載12回を1つにまとめたもの。日夜奮闘している母性看護CNSの高度実践を、明確にお伝えするものに仕上がった。
目次
目次
電子版 はじめに
第1回 周産期領域における解決困難な事例にどう向き合うか?
母性看護専門看護師に期待される役割・機能
松原まなみ,成田 伸
第2回 [事例編①]チームメンバーがケアの成果を実感し,看護への自信を深める
母体炎症性腸疾患(IBD)・胎児心疾患を合併した妊婦の事例を通して
立松あき,三田村七福子
第3回 [事例編②]チームで実践,ウィメンズヘルスを支える継続支援
選択性緘黙のある妊婦への関わりを通して
吉森容子,松浦和枝
第4回 母性看護専門看護師の活用と現状の課題 実態調査の結果から
成田伸,松原まなみ
第5回 [事例編③]地域連携体制の構築とケアの標準化へのスタッフ育成
チームの設立と地域保健師との連絡協議会の開催
金英仙,三田村七福子
第6回 [事例編④]グリーフケアに不慣れなスタッフとチームを支えるためのCNSの介入
出生前診断で致死性疾患を指摘された事例
中井 愛
第7回 [事例編⑤]妊娠継続に迷う精神疾患合併妊婦のケアに戸惑う
助産師に対するコンサルテーション
被虐待歴によるPTSDのある妊婦への妊娠初期から育児期までの支援
久世宏美,武用百子
第8回 [事例編⑥]チェンジ・エージェンシーを発揮
コンフリクトケースをチームで支援するシステム作り, 専門看護外来の立ち上げ
松浦和枝
第9回 [事例編⑦]点滴治療中止を訴えてきた切迫早産妊婦に関わる倫理調整
八巻和子
第10回 [事例編⑧]患者の思いとスタッフの思いの溝を埋めるためのCNSの関わり
強い疼痛を体験している妊婦の事例を通して
増田秋穂,峰博子
第11回 [事例編⑨]特定妊婦の継続支援
育児習得に時間を要し,家族のサポート力が弱い褥婦に対する養育環境の調整
俵由里子,浅野浩子
第12回 実践の語りから母性看護CNSの役割を可視化する
母性看護CNSの実践の語り 語り手:八巻和子,聞き手:村上靖彦
松原まなみ
電子版のおわりに寄せて
漫画(表紙,中面):こしのりょう
レイアウト:hotz design