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臨床外科 Vol.74 No.11

すぐに使える周術期管理マニュアル

臨床外科 Vol.74 No.11
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医学書院

電子版ISSN 1882-1278

電子版発売日 2019年11月4日

ページ数 360

判型 A4

印刷版ISSN 0386-9857

印刷版発行年月 2019年10月

書籍・雑誌概要

すぐに使える周術期管理マニュアル 周術期管理は外科医にとって必須の仕事ですが,医療が多様化した現在においては必要とされる知識は広範に及びます.また,周術期管理の進歩の中で,非常に専門的な技術や知識を必要とする特殊な治療法も行われるようになっています.5年前に本書が取り上げたenhanced recovery after surgery(ERAS)の概念は広く普及し,日常診療に取り入れられています.「周術期管理マニュアル」としては5年ぶりの刊行となる本増刊号では,この5年間の周術期管理の進歩を網羅的にupdateするばかりでなく,“すぐに使える”ことを念頭に,術式ごとの周術期管理のめやすを視覚的なチャートにまとめて提示するとともに,薬物療法についてはできるだけ具体的な処方を記載するようにしました.また,特に重要な合併症,専門性の高い治療法に焦点を当て,臨床医にとって活用しやすく,かつインパクトの高い周術期管理マニュアルをめざしました.

目次


 周術期管理は外科医にとって必須の仕事ですが,医療が多様化した現在においては必要とされる知識は広範に及びます.また,周術期管理の進歩の中で,非常に専門的な技術や知識を必要とする特殊な治療法も行われるようになっています.5年前に本書が取り上げたenhanced recovery after surgery(ERAS)の概念は広く普及し,日常診療に取り入れられています.
 「周術期管理マニュアル」としては5年ぶりの刊行となる本増刊号では,この5年間の周術期管理の進歩を網羅的にupdateするばかりでなく,“すぐに使える”ことを念頭に,術式ごとの周術期管理のめやすを視覚的なチャートにまとめて提示するとともに,薬物療法についてはできるだけ具体的な処方を記載するようにしました.また,特に重要な合併症,専門性の高い治療法に焦点を当て,臨床医にとって活用しやすく,かつインパクトの高い周術期管理マニュアルをめざしました.
 本書では,まず,周術期管理において押さえておくべき総論的な基本的事項,高齢化社会を迎えてますます増加している併存症をもつ患者の具体的な評価と管理について解説しました.
 次いで,基本的な手術から高度侵襲を伴う専門的な手術まで,術式別にできるだけ幅広く具体的な周術期管理の方法を示しました.この際,周術期管理のめやすを視覚的なチャートにまとめて提示しています.
 後半では,術後合併症に焦点を当て,特に重篤化しやすく重要と考えられる合併症を“重点術後合併症”として詳細に解説するとともに,一般的な合併症についても網羅的にできるだけ多く取り上げています.
 最後に,外科医が直接施行しないものの,術後合併症の治療として行われている最先端の特殊な治療法,治療手技について専門家に解説していただき,他科・他院に依頼する場合の参考となるように配慮しました.
 本書は,系統的な解説書ではなく,各項目が“すぐに使える”ことを意図して書かれております.周術期管理における様々な場面で,必要と思われる部分を読んでいただくことにより,本増刊号が少しでもお役に立てれば幸いです.

■I章 周術期管理・総論
ERASの現状
福島 亮治
術前術後栄養管理
牛久 秀樹・他
輸液管理
鍋谷 圭宏・他
輸血療法
河野 武弘
疼痛管理
柿沼 玲史
周術期感染対策
宮崎 安弘・他
周術期静脈血栓症対策
瀧井 康公・他
術前リスクスコア
端山 軍・他
■II章 併存症をもつ患者の評価とその術前・術後管理
心疾患
不整脈
西村 健二・他
心疾患・心不全
尾澤 直美・他
高血圧
近田 正英
呼吸器疾患
慢性閉塞性肺疾患
松谷 哲行
気管支喘息
松谷 哲行
肝疾患
肝障害
三浦 文彦・他
腎疾患
腎不全
金子 智之・他
透析患者
松本 明彦・他
内分泌・代謝疾患
糖尿病
江戸 直樹
甲状腺疾患
小川 利久・他
ステロイド投与例
篠崎 大
その他
脳梗塞
大井川 秀聡
精神疾患
徳倉 達也
妊娠中
杉原 武・他
高齢者
須田 健・他
抗凝固薬・抗血小板薬使用時
新本 春夫
血液凝固異常(先天性)
川杉 和夫
■III章 術式別の術前・術中・術後管理
食道
開胸食道切除術
加藤 寛章・他
胸腔鏡下食道切除術
菊池 寛利・他
縦隔鏡下食道切除術
小西 博貴・他
化学放射線療法後のsalvage手術
金森 淳・他
食道アカラシア
竹村 雅至・他
食道裂孔ヘルニア(GERDを含む)
秋元 俊亮・他

胃切除術・胃全摘術
佐藤 敏・他
小腸・大腸
虫垂切除術
河合 賢二
結腸切除術
岡澤 裕・他
直腸前方切除術
茂原 富美・他
腹会陰式直腸切断術(側方郭清を伴う)
渡部 顕・他
骨盤内臓全摘術
池 秀之・他
大腸全摘術(潰瘍性大腸炎に対する)
板橋 道朗・他
小腸大量切除術(SMA閉塞症を中心に)
天野 邦彦・他
ストーマ造設術
野澤 慶次郎
肛門疾患手術
赤瀬 崇嘉・他

通常肝切除
佐野 圭二
大量肝切除・二期的肝切除
小暮 正晴・他
化学療法後の肝切除
増田 晃一・他
肝腫瘍に対するablation
高浦 健太・他

胆嚢摘出術
中島 康介・他
胆嚢癌に対する拡大胆摘術
三浦 宏平・他
肝門部胆管癌手術
東 尚伸・他

膵頭十二指腸切除術
山本 智久・他
膵体尾部切除術
川井 学・他
膵全摘術
亀井 敬子・他
その他
乳房切除術
萬谷 京子・他
脾臓摘出術
三澤 健之
鼠径部ヘルニア(成人)
稲葉 毅・他
鼠径ヘルニア(小児)
細田 利史
■IV章 術後合併症とその管理
【A 重点術後合併症の管理ポイント】
術後合併症診断のアルゴリズム
小澤 毅士・他
縫合不全(食道癌)
八木 浩一・他
縫合不全(直腸癌低位前方切除術)
神藤 英二・他
術後イレウスと小腸閉塞
藤井 正一・他
膵瘻
松本 奏吉・他
胆汁漏
津川 大介・他
肝不全
石井 隆道・他
術後胆道狭窄
賀川 真吾・他
肺塞栓
國崎 主税・他
偽膜性腸炎
松田 圭二・他
DIC
高島 順平・他
【B 系統別術後合併症の管理ポイント】
消化器系
乳び胸・乳び腹水
藤原 直人・他
腸炎
佐村 博範・他
循環器系
不整脈
合屋 雅彦
心不全
藤原 立樹
呼吸器系
無気肺
堺 崇・他
気胸
唐崎 隆弘・他
呼吸不全
福田 俊
精神・神経系
術後せん妄
徳倉 達也
不眠症
徳倉 達也
術後反回神経麻痺
小柳 和夫・他
嚥下困難
山田 和彦・他
内分泌・代謝系
術後耐糖能異常
竹内 彬・他
腎・尿路系
急性腎障害
高橋 直宏・他
排尿障害
野間 康央・他
尿路感染
小杉 千弘・他
感染系
創感染
針原 康
腹腔内膿瘍
土屋 剛史・他
壊死性筋膜炎
岡本 耕一・他
サイトメガロウイルス感染症
日吉 雅也・他
各種耐性菌による感染症
松永 直久
敗血症性ショック
高橋 一哉・他
血液凝固系
HIT
岡本 好司
門脈血栓症
長尾 吉泰・他
後天性血友病
熊本 宜文・他
■V章 特殊な治療手技
CTガイド下ドレナージ
佐藤 洋造・他
経皮的止血 術後のさまざまな出血に対する止血術
山本 真由
ECMO
安部 隆三
血液浄化療法・PMX-DHP
小野 聡・他
ステロイド療法 周術期の合併症に対する適応と方法
今泉 均
Interventional endoscopy
冨嶋 享・他



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