日本看護協会機関誌「看護」 74巻1号 (2021年12月発行)

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特集1　看護業務基準（2021年改訂版）

扉 74巻1号 , 2021年12月 , pp.29-29

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日本看護協会が公表している「看護業務基準」は、看護職の責務を記述したものです。保健師助産師看護師法で規定された保健師・助産師・看護師・准看護師に共通の看護実践の要求レベルを示すものとして、1995年に作成されました。以降、変動する時代の要請に応えるものとなるよう見直し・改訂を重ねています。

解説

「看護業務基準（2021年改訂版）」の公表について宮脇　英恵 74巻1号 , 2021年12月 , pp.30-30

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「看護業務基準」は保健師助産師看護師法で規定された全看護職に共通の看護実践の要求レベルを示すもの。

1995年に作成して以降、変動する時代ごとの国民のニーズに応えるため2006年、2016年、2021年に見直し。

「看護業務基準」の内容を看護職それぞれが自分事として受け止め、日々の実践に活かすことが重要。

載録

看護業務基準（2021年改訂版）日本看護協会 74巻1号 , 2021年12月 , pp.31-34

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はじめに

　平成7年（1995年）、日本看護協会は、保健師助産師看護師法で規定された全ての看護職に共通の看護実践の要求レベルと看護職の責務を示す「看護業務基準」を作成した。平成18年（2006年）には、変動する時代の要請に応えるよう改訂し、その際「看護業務基準」は看護を取り巻く状況変化等にあわせて見直していくことが必要との方針を示した。

特集2　2021年ICN大会・CNRリポート

扉 74巻1号 , 2021年12月 , pp.35-35

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2021年10月4～6日に、国際看護師協会（ICN）^★1の会員協会代表者会議（CNR）^★2が、11月2～4日にICN大会が、ともに初のバーチャル形式で開催されました。

報告1

国際看護師協会（ICN）理事に手島恵教授選出される福井　トシ子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.36-40

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国際看護師協会（ICN）の2021～2025年期理事として千葉大学大学院看護学研究院手島恵教授が当選。

現職候補との厳しい選挙戦となったが、戦略的に投票直前まで精力的なアピールを行ったことが奏功した。

日本看護協会は今後も手島教授と連携しながら国際活動を強化していく。

Column

手島恵氏ICN次期理事に選出手島　恵 , 日本看護協会 74巻1号 , 2021年12月 , pp.41-41

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　2021年10月4～6日にバーチャル形式で開催された国際看護師協会（ICN）会員協会代表者会議（CNR）でICN会長・理事選挙が行われ、日本看護協会（以下：本会）が候補者として擁立していた手島恵氏（千葉大学大学院看護学研究院教授）が理事として選出されました（任期2021～2025年）。本会が所属する選挙区（西太平洋地域―アジア）では、定数2人に対し、日本・韓国・台湾・中国の看護師協会から4人の理事候補者が擁立される激戦でしたが、投票直前まで精力的なアピールを行い、多くの国からの支持を得ることができました。

　本会では、今後、ICN理事としての手島氏との連携をより強固で堅実なものとして、グローバルヘルスへの貢献に努めてまいります。

報告2

国際看護師協会（ICN）会員協会代表者会議（CNR）齋　里美 74巻1号 , 2021年12月 , pp.42-44

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ICNの最高意思決定機関であるCNRが、初めてのバーチャル形式で開催。

前回2019年以降のCNRの活動については、ICN戦略計画における4つの目標に沿って報告。

コロナ禍を踏まえ、各国看護師協会へのアドボカシー活動の強化の必要性を再確認した。

報告3　ICN大会パートナーシンポジウム

Efforts to Promote Evidence-Based Policies and Leadership by a Professional Association in Japan 軍地　茉利子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.45-47

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本会は「日本におけるエビデンスに基づく政策推進に向けた取り組みと職能団体によるリーダーシップ」を企画。

教育・研究者、行政官、職能団体の立場から政策実現にエビデンスを活用した実績を共有しそれぞれの役割を議論。

看護を通じた健康な社会の実現に向けて、看護職全体のさらなる団結が求められることを強調した。

報告4　ICN大会メインセッション10

健康な高齢者のためのケアシステムの構築山本　則子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.48-49

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日本は世界で最も高齢化が進んだ国であり、その施策は高齢化が進展する国々から注目されている。

介護保険制度や地域包括ケアシステムでは、看護職が重要な役割を担っていることを解説。

COVID-19下における在宅ケア領域での情報・物資不足に対する若手実践家の試みも紹介。

特集3　病院看護管理者間の連携促進

扉 74巻1号 , 2021年12月 , pp.65-65

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地域における病床機能の分化および連携と、地域包括ケアシステムの構築が推進されている今、患者の安全・安心を実現するためには、地域の看護管理者同士が顔の見える関係を築き、お互いの弱みや強みを知り、ともに地域の看護の質向上に取り組むことが求められます。

報告1

医療連携協定をベースに看護管理者が連携看護師の相互人材交流で患者の安全・安心を実現瀬川　美香子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.66-69

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医療連携協定を締結した地域の医療機関の看護管理者との密な連携により相互人材交流を開始。

皮膚・排泄ケア認定看護師派遣や転院前・転院後訪問により、相互の看護師の能力やモチベーションが向上。

患者は安全・安心に転院できるようになった。

報告2

地域の看護の仲間とともに地域の看護力向上をめざして―ナースっくるの取り組みから田中　いずみ , 荒木　絢子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.70-73

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お互いの顔を知ろうと地域の数名の看護部長で地域看護連携「ナースっくる」の活動を開始。

「ナースっくる」の活動を通して患者の在宅療養を支えるための地域の仲間づくりができてきている。

地域全体で患者がよりよく地域に戻れるように支援することが可能に。今後は活動の継続が課題。

報告3

東京都看護協会地域包括ケア委員会活動報告―東京都二次保健医療圏での地域連携の取り組みとともに渡邊　千香子 , 浜本　奈美江 74巻1号 , 2021年12月 , pp.74-78

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東京都看護協会は地域包括ケアシステム推進のために「地域包括ケア委員会」を設置。

地域包括ケア委員は、委員会活動をするとともに東京都二次保健医療圏での地域連携に参画。

さまざまな活動を通して「地域住民が安心して暮らせるように」をめざす。

かお

医療の現場にある課題をソーシャルビジネスで解決する佐藤　真琴 74巻1号 , 2021年12月 , pp.3-5

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　看護専門学校の実習中に医療用ウィッグの必要性を知った佐藤さんは、在学中にウィッグの製造販売で起業。家庭の事情もあり看護師として現場に立つことなく社会起業家となった。美容室、病院売店、オンラインコミュニティの運営といった事業の拡大、ソーシャルビジネスの担い手としての思いなどについてうかがった。

日本看護協会

会長の手帳―令和4年（2022年）新年のごあいさつ福井　トシ子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.20-21

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●有効な支援や施策を現場の看護職へ

　新年あけましておめでとうございます。

　長きにわたり、医療現場、介護現場、地域のさまざまな場所で、新型コロナウイルス感染症に対峙してこられた看護職の皆さまに心から敬意を表します。

副会長活動ダイジェスト井伊　久美子 , 齋藤　訓子 , 秋山　智弥 74巻1号 , 2021年12月 , pp.22-22

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新人研修の今

　新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し、第6波への備えを気にしつつも、平常化を検討できる状況になってきました。本学^★の臨地実習においても、後期は看護学科も臨床検査学科もおおむね予定通り進めることができており、少し安堵しています。振り返れば、2021年4月は多くの医療現場において、新人看護職員研修をはじめいろいろご苦労いただいたと思います。コロナ禍に関する報道で看護師の離職が取り上げられることがありますが、教育の立場からは、新卒者の離職も気になるところです。新人看護職員研修事業の開始とともに入職1年以内の離職率は減少しましたが、地域や医療機関により増減があり、下げ止まりとも言われています。事業開始当時は、本会もさまざまな働きかけをしましたが、研修予算が地域医療介護総合確保基金に移行した後は研修実施状況がつかみにくいのが現状です。一方で、新人研修の義務化の取り組みに期待する声もあります。あらためて新人研修の今を見る必要があると思います。

専務理事からのワークリポート勝又　浜子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.23-23

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2021年度第5回理事会（11月25日）報告

　新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。看護職にとってよい年でありますようお祈り申し上げます。

常任理事のマンスリー通信吉川　久美子 , 鎌田　久美子 , 井本　寛子 , 森内　みね子 , 木澤　晃代 , 田母神　裕美 74巻1号 , 2021年12月 , pp.24-25

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次期診療報酬改定に向けた検討が進んでいます

　12月の感染症発生状況はどうなっているでしょうか？　10月には地区別法人会員会を開催し、1年ぶりに新幹線、飛行機に乗って担当県へ伺い、対面での意見交換を行うことができました。11月現在、中医協において次期診療報酬改定に向けた検討が行われており、看護関連事項としては「重症度、医療・看護必要度の評価の在り方」「感染症看護CNS、感染管理CNの地域での活動に関する評価」「訪問看護療養費等におけるCNS、CNの単独訪問の評価」「特定行為研修修了看護師の同行訪問、単独訪問の評価」などについて議論しています。新型コロナウイルス感染症の影響で経過措置期間が延長されている状況や改定都度の変更対応への負担等も鑑みての検討が必要との意見が多く出されています。一方、第8次医療計画の検討会では、感染症看護CNSや感染管理CNの活動、特に、状況把握ができていない初動時の活動が、多くの医療者から非常に高く評価されていることをお伝えいたします。

日本看護協会　TOPICS

「日本看護サミット2021」の開催について―看護職の就業継続が可能な働き方で、看護の未来を拓く奥瀬　竜哉 74巻1号 , 2021年12月 , pp.26-27

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　本稿では、2022年2月4日（金）に開催する「日本看護サミット2021」の概要について紹介する。

日本看護協会　神戸研修センターの窓から

神戸研修センター特定行為研修―研修修了者からのメッセージと2022年度募集のご案内市村　尚子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.59-59

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特定認定看護師の誕生

　日本看護協会（以下：本会）は2015年に厚生労働省から特定行為研修指定研修機関の指定を受け、全分野の認定看護師を対象に特定行為研修を開始しました。2016年に看護研修学校より最初の研修修了者39人を輩出し、2017年からは神戸研修センター（以下：当センター）でも同研修を開始しました。2021年6月末現在、本会の特定行為研修修了者は763人に達しています。さらに本会は、今年度、特定行為研修を修了し、移行の申請をした認定看護師922人（2021年6月時点）を特定認定看護師として登録しました。特定認定看護師には「患者・利用者の病態に応じたタイムリーで適切なケアの実施」等、病院、在宅等あらゆる場のニーズへの対応やチーム医療のキーパーソンとしての活動が期待されています。

日本看護協会　都道府県看護協会事業だより

健康と療養のための地域包括ケアを支える看護提供体制の構築訪問看護総合支援センター設置に向けて松原　直美 74巻1号 , 2021年12月 , pp.60-60

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　富山県は、人口約103万人で、高齢化率32.0％、出生率6.6％（2018年）で、少子高齢化が進んでいる。富山県看護協会では、少子超高齢社会を迎え地域包括ケアの深化・推進のために、県の支援を得て在宅医療・訪問看護提供体制の強化・整備事業に取り組んでいる。

特別寄稿

RRS（院内迅速対応システム）とは―期待される運営と効果川原　千香子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.79-83

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Point

●Code Blueは心停止等急変が発生した際の対応。RRSは主に急変を未然に防ぐことを重視したシステム全体の対応。

●RRSは「起動要素」「対応要素」「管理監督要素」「情報収集・評価・改善要素」の4つの側面で構成。

●RRSの活動において看護師の観察力、判断力、報告力を向上させる教育が必要とされる。

【連載】医療安全TOPICS（134）

予期しない死亡が発生したときに必要なこと本間　みね子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.84-86

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　今回は、医療行為に関連した「予期しない死亡」に遭遇したときに、医療安全を担当している看護職の方々のみならず、対応する看護師長の皆さまに思い出していただきたいこととして、「病理解剖の必要性」についてお伝えしたいと思います。

【連載】新型コロナウイルス感染症リポート（16）

地域中核病院のCOVID-19対応における感染管理認定看護師の役割中山　佐代子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.87-91

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Point

●地域の中核病院として帰国者・接触者外来を設置し感染者用病床を確保。

●認定看護師として児童福祉施設の感染防止対策に関する研修会と施設内ラウンドを実施。

●これまで以上の事態に備え、感染者用病床を増床し重症感染症に対応できる環境を整える。

【連載】これでワンランクUP！相手も自分も責めないコミュニケーション術（58）

効果的な「問い」で新人の考える力を引き出す奥山　美奈 74巻1号 , 2021年12月 , pp.92-95

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ワンランクUP ポイント

1．新人が考えられないのは、考える時間や機会が与えられていないから。

2．「なんでかな」という疑問があると、その解を見つけるべく能動的に現象を見るようになる。

3．さまざまな問いかけをして新人の考える力を引き出そう。

【連載】押さえておきたいワンテーマ（20）

多様なセクシュアリティと医療吉田　絵理子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.96-97

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　日本看護協会の『看護職の倫理綱領』では、「すべての人々は、その国籍、人種、民族、宗教、信条、年齢、性別、性的指向、性自認、社会的地位、経済的状態、ライフスタイル、健康問題の性質によって制約を受けることなく、到達可能な最高水準の健康を享受するという権利を有している」と述べられています。

【連載】看護管理者が元気になる！看護と人事の協働で実現するWLB（69）

全力で頑張りたい！ストレスチェック集団分析は “努力義務” 竹中　君夫 74巻1号 , 2021年12月 , pp.98-99

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努力義務……やってて当然なのに

　いきなりですが、厚生労働省令（ストレスチェック制度に係る労働安全衛生規則の改正）を紹介します。第52条「事業者は、検査の結果を労働者の集団ごとに集計させ、その結果について分析させるよう努めなければならない」「分析の結果を勘案し、労働者の心理的な負担を軽減するための適切な措置を講ずるよう努めなければならない」。固い表現をカットしましたが、努力義務とはっきり書かれています。つまり、集団分析で高ストレスが示唆された病棟に対策をする努力が求められているのです。法律でストレスチェックが義務化されて5年以上経ちますが、集団分析結果に基づく対策はやっていますか？　努力義務なのでやってて当然なのですけれど。

医療行政なるほど塾

第6波に備えコロナ対策の全体像示す3.7万人の入院体制を構築「社会保険旬報」編集部 74巻1号 , 2021年12月 , pp.100-101

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　政府の新型コロナウイルス感染症対策本部は2021年11月12日、この冬に予想される「第6波」に備え、新型コロナ対策の全体像を決定しました（次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像：以下、全体像）^★。感染力が2倍となった場合に対応できるよう、臨時の医療施設を含めて病床確保を進め、ピーク時に比べて3割増の3.7万人が入院できる体制を構築する考えを示しています。

SPECIAL INTERVIEW

『新版訪問看護ステーション開設・運営・評価マニュアル第4版』―チャレンジするステーション管理者の皆さまを応援します！佐藤　美穂子 74巻1号 , 2021年12月 , pp.6-7

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　1993年の初版発行、1997年の新版へのリニューアルを経て、このたび第4版として改訂された本書。その監修・執筆者である日本訪問看護財団常務理事の佐藤美穂子さんに、改訂のねらいと主なポイント、さらにステーション管理者に求められる役割や訪問看護をめぐる今後の展望などについてうかがうとともに、ステーション開設にチャレンジする方々への応援メッセージをいただきました。

SPECIAL BOOK GUIDE

Nusing Todayブックレット　9・10月刊行の3冊 74巻1号 , 2021年12月 , pp.8-9

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「Nusing Todayブックレット」（小社刊）は、看護やケアをめぐり社会で何が起きつつあるのかに注目し、編集部員のさまざまな問題意識（＝テーマ）を簡潔かつ幅広く発信していく媒体です。2019年6月の第1弾『患者の「賢い選択」を支える看護』から始まり、2021年10月までに13冊を刊行しました。今月は、2021年9・10月に刊行した3冊の内容をご紹介します。

JNA INFORMATION

2022年度日本看護協会教育計画 74巻1号 , 2021年12月 , pp.50-57

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・日本看護協会では、毎年教育計画を定め、看護の質保証を目的とした看護職のキャリアに応じた継続教育を実施しています。

都道府県看護協会ナースセンター研修・イベント情報 74巻1号 , 2021年12月 , pp.58-58

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　各都道府県看護協会では、研修やイベントを開催しています。申込方法など詳細は都道府県看護協会もしくは下記問い合わせ先へ直接お問い合わせください。

WHO NEWS

インドネシアの医療系教員へのTeam Based Learningの導入聖路加国際大学WHO看護開発協力センター 74巻1号 , 2021年12月 , pp.61-61

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　WHOコラボレーティングセンターの使命である3つの委託事項として、妊娠・出産・新生児ケアの質の向上を推進する看護師・助産師リーダーの育成に関する研究を行っている。筆者は2021年度、「インドネシアの医療系教員へのTeam Based Learning（以下：TBL）の導入」に向けて取り組んでいる。

厚生行政ウォッチング

《2021.10.16～11.15》柳屋　有里 74巻1号 , 2021年12月 , pp.102-103

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医療・看護

10月20日➡厚生労働省は「中央社会保険医療協議会総会」（第491回）を開催。生活習慣病管理料について、算定が困難な理由として「自己負担額が上がることの患者の理解が得にくいため」等が挙げられ、生活習慣病の適切な管理推進の観点から評価のあり方を見直す方針を示した。➡独立行政法人福祉医療機構は「2020年度（令和2年度）病院・診療所の経営状況（速報）に関するリサーチレポート」を発表。2020年度の医業利益率は、一般病院で△0.9％、療養型病院で2.6％、精神科病院で0.5％、いずれも前年度から大きく低下し、過去最低の水準となった。

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目次 74巻1号 , 2021年12月 , pp.17-19

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Information 74巻1号 , 2021年12月 , pp.62-62

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日本訪問看護財団からのお知らせ 74巻1号 , 2021年12月 , pp.104-104

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「看護」FAXご注文 74巻1号 , 2021年12月 , pp.109-109

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読者FAXシート 74巻1号 , 2021年12月 , pp.110-110

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読者プレゼントBOOKS+ 74巻1号 , 2021年12月 , pp.111-111

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次号予告/編集後記 74巻1号 , 2021年12月 , pp.112-112

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基本情報

日本看護協会機関誌「看護」
74巻1号
(2021年12月発行)

電子版ISSN：2437-0193 印刷版ISSN：0022-8362 日本看護協会出版会

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