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論評
基礎年金のあるべき姿―字義どおりの制度運用が基本―
喜多村 悦史
1
1東京福祉大学名誉教授・元内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官
pp.22-31
発行日 2025年3月21日
Published Date 2025/3/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2958005
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本稿の目的 わが国が「国民皆年金」を制度として確立したのは1961(昭和36)年4月であった。現在は2025(令和7)年なので、すでに64年が経過したことになる。国民年金への加入は20歳になったときであるから、制度実施とともに加入した最低年齢者で今年84歳になる。2025年4月時点でこれ以下の年齢の者は20歳になった時点ですべて国民年金の加入者になったわけであり、国民年金法が確実に実施されていれば、40年加入に基づくフル年金(=満額年金)の受給資格を例外なく有しているはずである。

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