学会印象記 〈第23回日本作業療法学会〉
テーマどおり,行く末を考えさせられた
浅山 章
1
1国立療養所愛媛病院
pp.580-581
発行日 1989年8月15日
Published Date 1989/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102842
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1.初めに
一番礼所霊山寺を不安をもちつつも出発した八十八ヶ所参り四国路は,坦々とした田園風景の中「こんなものか」と心がゆるむ.徳島県内札所も終わりに近づくと見上げるような山頂の札所が続き苦しみの道中を思い知らされる.さらに高知県最初の24番札所室戸岬最御崎寺へは80km余り,徒歩一昼夜.正に青少年期から社会人としての厳しさを痛感する道中である.
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