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特集 てんかん 診断・治療・ケアのアップデート
第Ⅲ章 各論
小児欠神てんかん(CAE)
須貝 研司
1
1重症児・者福祉医療施設ソレイユ川崎小児科
pp.143-148
発行日 2026年9月24日
Published Date 2026/9/24
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002542
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Summary
■急に反応がなくなり,動作が停止する3~20秒前後の短い発作(定型欠神発作)を日に何度もくり返す.
■発作は過呼吸で誘発され(未治療なら90%以上),脳波で3Hzの全般性棘徐波を示すが,脳波は睡眠時には焦点性の発作波を示すので,焦点性発作と誤らないように過呼吸負荷が必須.
■通常4~10歳で発症,女児に多く,学齢期小児てんかんの18%.4歳未満発症では10%にグルコーストランスポーター(GLUT)1欠損症.
■バルプロ酸(VPA),エトスクシミド(ESM)によく反応する.難治例は焦点性棘波がわずかに先行することが多く,クロナゼパム(CZP),クロバザム(CLB)を追加する.
■予後は良好で,80~90%は寛解し,発達は正常だが,長引けば学習困難や注意欠如多動症,うつなどを生じうる.

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