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特集 産婦人科の大ピンチずかん2
【Ⅱ.婦人科領域での大ピンチ】
8.産婦人科手術で遭遇しうる泌尿器手術の大ピンチ―膀胱損傷・尿管損傷・膀胱腟瘻・尿管腟瘻の診断と対処戦略―
安倍 弘和
1
1亀田メディカルセンター泌尿器科
キーワード:
尿管損傷
,
膀胱損傷
,
腹腔鏡手術
Keyword:
尿管損傷
,
膀胱損傷
,
腹腔鏡手術
pp.994-999
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001821
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要旨
産婦人科手術は膀胱・尿管と近接した解剖学的環境で行われるため,泌尿器合併症のリスクを内包している.膀胱損傷,尿管損傷,膀胱腟瘻,尿管腟瘻は,術中に発見されれば修復可能である一方,見逃された場合には尿漏,感染,腎機能障害など重篤な転帰を招き得る.本稿では,これら代表的4病態について,発生機序,診断のポイント,初期対応および再建戦略を泌尿器科医の立場から整理した.特に尿管損傷における熱損傷や遅発性合併症への注意点,腹腔鏡・ロボット支援下尿路再建の有用性を概説し,実地臨床での早期対応と多職種連携の必要性について説明する.

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