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特集 日常診療にどう活かす!? 『高血圧管理・治療ガイドライン2025』
高血圧の最新治療・管理
心房細動・心不全合併高血圧の治療
徳武 大輔
1
,
大石 充
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科心臓血管・高血圧内科学
キーワード:
高血圧
,
心不全
,
心房細動
Keyword:
高血圧
,
心不全
,
心房細動
pp.637-641
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001827
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伝えたいメッセージ
・高血圧は心不全および心房細動のリスク因子である.
・心不全リスク段階(ステージA/B)から症候性心不全(ステージC)への進展予防には130/80mmHg未満を目標とする.
・ステージC/Dにおいては,左室駆出率の低下した心不全(HFrEF)では,レニン-アンジオテンシン系阻害薬・アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI),β遮断薬,ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬,SGLT2阻害薬の4剤を基本薬剤として低用量から導入し,忍容性がある限り速やかに増量することが推奨される.
・左室駆出率の保たれた心不全(HFpEF)では心不全入院予防のため収縮期血圧130mmHg未満を降圧目標とする一方,SGLT2阻害薬(エンパグリフロジン,ダパグリフロジン)は適応が拡大されている.
・高血圧は心房細動発症の主要危険因子であり,レニン-アンジオテンシン系阻害薬やβ遮断薬のイベント抑制効果が示唆される.頻拍性心房細動に対してはβ遮断薬(ビソプロロール,カルベジロール)が第一選択となる.

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