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内容のポイント Q&A
Q1 二次救急病院の特徴は?
二次救急病院は,地域における救急医療の中核として,手術や入院を要する中等症患者の診療を担い,救急搬送の大部分を受け入れる役割を有する.肺炎,心不全,骨折,消化管出血等の幅広い疾患に対応する.一方でICUがなく,高度専門医が常駐しない場合も多く,医療資源は限定的である.また,高齢者救急の増加に伴い,多疾患併存やフレイル症例,社会的入院の問題が顕在化している.さらに,三次救急との役割分担が不明確な点も課題である.
Q2 三次救急病院の特徴は?
三次救急病院は,生命の危機に直結する重篤患者に対応する高度医療機関であり,心肺停止,多発外傷,重症敗血症,広範囲熱傷,重症脳卒中等に対し24時間365日体制で診療を行う.専門医,ICU,高度医療機器を備え,ER・手術室・IVRが一体化した集中治療体制を特徴とする.一方で中等症患者の流入によるベッド逼迫や医療者の負担増大,地域連携不足による在院日数延長,高コスト構造といった課題を抱えている.
Q3 二次救急病院のリハビリテーション診療の特徴は?
二次救急病院のリハビリテーション診療は,生活機能の回復による早期自立や自宅退院,回復期への橋渡しを目的とする.多疾患併存やフレイルを有する高齢患者への対応が求められ,全身状態と神経学的所見を基盤とした評価が重要である.脳卒中を含め発症直後から早期離床・運動療法を行い,ADL改善と在宅復帰率向上を目指す.人員不足の中でもプロトコル整備により早期介入を徹底することが求められる.
Q4 三次救急病院のリハビリテーション診療の特徴は?
三次救急病院のリハビリテーション診療は,救命治療と機能予後の最適化を同時に追求する点が特徴である.ICUではICU-AWやPICS予防を目的に,鎮静最小化のもと人工呼吸器管理中でも早期離床と運動療法を実施し,呼吸状態や循環動態に加えてADLや認知機能の改善を図る.単に早期から開始するだけではなく,負荷量や実施方法といった質が重要である.医師による全身管理のもとで療法士が安全管理を徹底しつつ治療を進めることが求められる.

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