Japanese
English
支援機器の現在と未来-普及に向けた取り組み
11.環境制御装置を活用した自立生活支援
大場 薫
1
,
廣島 志保
2
,
安齋 敬太
3
1障害者支援施設宮城県船形の郷
2宮城県介護研修センター
3仙台市重度障害者コミュニケーション支援センター
キーワード:
環境制御
,
IoT
,
自立生活
,
入力装置
,
福祉制度
Keyword:
環境制御
,
IoT
,
自立生活
,
入力装置
,
福祉制度
pp.639-643
発行日 2026年6月15日
Published Date 2026/6/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr035060639
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- 参考文献 Reference
はじめに
日本での環境制御装置(environmental control system;ECS)の歴史は1977年に米国経由で紹介されたことに始まる 1).当時,日本国内に数カ所あったリハビリテーションセンター工学部門で実証実験・試作開発され,1979年に環境制御装置研究開発連絡協議会が発足し国内仕様の検討が行われた.
これまでのECSは専用機が主流で,利用対象の多くは日常生活で介助が必要となる高位頚髄損傷者であり,家電全般を操作できるよう使用する機器であった.
日常生活用具給付等事業で意思伝達装置が支給されていた時代に,パソコン(以下,PC)にUSB接続する赤外線学習リモコンが搭載されはじめ,2006年に意思伝達装置が補装具に位置づけられた際に付属品として組み込まれた.これをきっかけに筋萎縮性側索硬化症(ALS)等進行性疾患への活用が進んだ.

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