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○×例でわかる! 説明スキルアップ講座⑦
説明スキル(6)現在地を示す
松本 千明
1
Chiaki Matsumoto
1
1北海道立旭川高等看護学院 非常勤講師
pp.66-67
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn149010066
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今回は,患者に「わかりやすく」説明するスキルの6つ目,「現在地を示す」 について説明します.
いきなりですが,フルマラソンの話からはじめたいと思います.皆さんは,フルマラソンのレースに出たことがありますか?(私はありません)
多くのフルマラソンのレースでは,1 kmや5 kmごとに表示が設けられているとのことです(たとえば,5 km地点,10 km地点というように).確かに,テレビでマラソン中継を観ていると,時々その表示板が映ります.
もしも,5 kmごとの表示板がなかったら,走っているランナーはどう感じるでしょうか? おそらく,不安になって,安心して走れなくなると思います.
なぜなら,自分がいま,「42.195 km」のどのあたりを走っているのか,「現在地」 がわからないからです.「現在地」がわからないと,自分がどこまで進んだのか,あとどれぐらい走ればよいのかもわかりません.
この「現在地」ということを,栄養指導で患者に説明する場合に当てはめてみたいと思います.
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