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○×例でわかる! 説明スキルアップ講座⑤
説明スキル(4) 情報量を絞る
松本 千明
1
Chiaki Matsumoto
1
1北海道立旭川高等看護学院 非常勤講師
pp.672-673
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn148050672
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
今回は,患者に「わかりやすく」説明するスキルの4つ目,「情報量を絞る」 について説明します.
栄養指導で説明をする場合,皆さんは,食事療法についてもっている,豊富な知識を患者に伝えることになります.しかし,多くの場合,患者はそのような知識をもっていません.
もしも,自分が知らない情報を一度にたくさん与えられたら,患者はどうなるでしょうか? 消化不良を起こして,説明が「わかりづらく」なると思います.
情報をたくさん与えるほど,患者の理解が深まるというわけではありません1).患者は情報を脳で処理して理解しますが,与えられる情報が増えるほど,脳で処理して理解するのに多くのエネルギーを使います.その結果,脳が疲れて集中力も続かなくなり,説明が「わかりづらく」なってしまうのです.
患者にあれもこれも伝えようとすると,患者の理解のキャパシティを超えてしまう可能性があるのです.
そうならないようにするためのスキルは,「情報量を絞る」 ことです.「情報量を絞る」ためには,次のように,情報に優先順位を付ける必要があります2).
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