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特集 持続可能な医療制度に向けて――医療経済・政策学によるアプローチ
データに基づく地域医療構想
Regional medical care vision and data analysis
山名 隼人
1
Hayato YAMANA
1
1自治医科大学データサイエンスセンター
キーワード:
地域医療構想
,
リアルワールドデータ
,
evidence-based public health policy
Keyword:
地域医療構想
,
リアルワールドデータ
,
evidence-based public health policy
pp.492-496
発行日 2026年8月15日
Published Date 2026/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298060492
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少子高齢化のなかで今後も医療を持続させるためには,地域レベルで医療資源を効率的に活用するための方策が必要である.地域医療構想は,都道府県が主体となり将来的に必要となる医療需要の推計をもとに計画を策定し,医療機関から病床機能と今後の方向性などの報告を受けたうえで,機能分化と連携を進めていく取り組みである.現状を正しく把握し,課題を共有したうえで医療機関の取り組みを促すためには,客観的なデータ分析が欠かせない.しかし自治体職員がデータ分析を行うことは難しく,さまざまなリアルワールドデータを十分に活用できていなかった.そこで筆者らは県との連携を強化し,行政と大学の協同によるデータ分析を進めている.医療政策に貢献するレセプトデータなどの分析を行い,地域医療構想調整会議などの場で報告した.2026年からは新たな地域医療構想が開始された.他大学とも連携し,evidence-based public health policyの実践を進めることで,持続可能な医療制度の構築に貢献する.

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