Japanese
English
特集 小児泌尿器外科疾患の手術
尿膜管遺残
竹内 優太
1
,
井上 成一朗
1
,
牟田 裕紀
1
,
林 泰輔
1
,
小高 明雄
1
Yuta Takeuchi
1
,
Seiichiro Inoue
1
,
Yuki Muta
1
,
Taisuke Hayashi
1
,
Akio Odaka
1
1埼玉医科大学総合医療センター小児外科
pp.519-522
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001555
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はじめに
尿膜管遺残は,胎生期尿膜管の閉鎖不全により生じる先天異常であり,patent urachus,urachal sinus,urachal cyst,urachal diverticulumに分類される1)。小児においては臍分泌や感染を契機に診断されることが多く,特に臍からの排膿は約40%前後と最も頻度の高い症状とされる2)。そのほか腹痛や発熱,腹部腫瘤などを呈することもあり,感染を契機に膿瘍形成を伴う症例も少なくない3)。一方で,近年は画像検査の普及により無症候性に偶発的に発見される症例も増加している4)。

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