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特集 医療的ケア児を支える・つなぐ─医療・教育・福祉の最新事情
総論
医療的ケア児の現状とこれから,現状と法改正の動き
奈倉 道明
1
Michiaki Nagura
1
1埼玉医科大学総合医療センター小児科
pp.1017-1021
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000003092
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医療的ケア児の認識と初期の対応
医療技術の進歩により,重症な小児が病院で急性期医療を経て救命され,経管栄養や気管切開などの継続的な医療的ケアを必要とする状態で自宅退院する例が,1980年代から増えてきた。当時の医療的ケア児は,学校に行っても医療的ケアのために保護者の付き添いが求められていた。しかし一部の先進的な養護学校では,教員が医療的ケアを行って教育を提供していた。ただそこには常に医療安全への不安があり,非医療職による医行為の違法性が指摘されていた1)。

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