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特集 漢方で支える子どものQOL
各論
チック症の病態生理から考えた漢方治療と西洋薬
川嶋 浩一郎
1,2
KAWASHIMA Koichiro
1,2
1つちうら東口クリニック
2横浜薬科大学客員教授
pp.313-318
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002291
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はじめに
チック(tic)は小児の10人に1~2人が経験し,4~9歳で初発し,1年以内に消失することが多い。部位,種類,頻度が変動し,軽快や増悪をくり返す。チック症には遺伝素因があり,多彩な表現型を示す。精神行動上の問題や併存症を伴い,神経発達症の一つに分類される。心理教育や環境調整による対応が優先され,薬物療法も試みられるが,チックに対する保険適用薬物はない1)。

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