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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(6)入院中〔循環〕
141.インドメタシン・イブプロフェン投与時に注意することは?
緒方 公平
1
Kohei Ogata
1
1東邦大学医療センター大森病院新生児科
キーワード:
インドメタシン
,
イブプロフェン
,
動脈管開存症
Keyword:
インドメタシン
,
イブプロフェン
,
動脈管開存症
pp.457-459
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002957
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- 参考文献 Reference
はじめに
日本で早産児動脈管開存症(PDA)の治療薬として保険収載されている薬剤には,インドメタシン(IND)およびイブプロフェン(IBU)の2種類がある。これらは,早産児におけるPDA治療の中心的薬剤で,いずれもシクロオキシゲナーゼ(COX)阻害薬であり,プロスタグランジン(PG)産生を抑制することで動脈管収縮を促す。一方で,同じ機序により全身臓器の恒常性に関与する各種PGの合成を抑制するため,乏尿・腎障害・低血糖・血小板機能低下・消化管穿孔・肺高血圧など,さまざまな副反応を引き起こす。新生児科医には,投与適応の判断,投与前評価,投与中モニタリングを一連の流れとして理解することが求められる。IND・IBUいずれもCOX阻害薬で作用機序は同様であるが,その投与量や投与方法の違いによるものか,効果や有害事象の発生には差異があることが報告されている。

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