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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅰ.母体・胎児編
(9)分娩時〔産科合併症〕
68.経腟分娩処置後腟内ガーゼ遺残の有無確認を怠ってはならない
米田 徳子
1
Noriko Yoneda
1
1富山大学産科婦人科
キーワード:
腟内ガーゼ遺残
,
retained vaginal gauze
Keyword:
腟内ガーゼ遺残
,
retained vaginal gauze
pp.228-229
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002883
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- Abstract 文献概要
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はじめに
経腟分娩に伴う会陰裂傷,腟壁裂創,頸管裂傷の修復および止血のための腟内パッキングは,日常的に行われる産科処置である。しかし,その日常性と分娩時の多忙さから,腟内ガーゼ遺残は依然として防ぎきれない医療過誤として報告されている1,2)。腟内遺残は,悪臭性帯下,遷延する出血,発熱,骨盤痛など,産褥期の一般症状と重なるため診断が遅れやすい。また,患者自身が症状を産後の正常変化と誤認する例も多い2)。
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