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特集 難聴の疑問に答える
【難聴の外科的治療と新規治療の可能性】
難聴の遠隔医療の現状と今後は?
高野 賢一
1
Kenichi Takano
1
1札幌医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座
キーワード:
リハビリテーション
,
遠隔医療
,
遠隔フィッティング
Keyword:
リハビリテーション
,
遠隔医療
,
遠隔フィッティング
pp.1194-1197
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002335
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- 参考文献 Reference
はじめに
近年,情報通信技術(ICT)の進展および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を契機として,遠隔医療は急速に普及し,耳鼻咽喉科領域においても重要な医療提供手段の一つとなっている1,2)。特に難聴診療においては,人工内耳や補聴器の調整・リハビリテーションなど継続的なフォローアップを要することから,遠隔医療との親和性が高い分野である。筆者らはコロナ禍以前から人工内耳遠隔プログラミング(マッピング),遠隔言語訓練,遠隔セカンドオピニオン外来,遠隔医療相談など,遠隔医療の導入と拡充に取り組んできた3,4)。現在では,遠隔医療は当科において不可欠な医療手段となりつつある。一方で,制度面や技術面の課題も残されており,その実装には一定の工夫を要する。本稿では,難聴領域における遠隔医療の現状と課題,そして今後の展望について概説する。

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