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特集 難聴の疑問に答える
【難聴疾患とその治療】
加齢性難聴とはどのような病気か? その治療法は?
山本 典生
1
Norio Yamamoto
1
1神戸市立医療センター中央市民病院耳鼻咽喉科
キーワード:
認知症
,
補聴器
,
予防
Keyword:
認知症
,
補聴器
,
予防
pp.1116-1118
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002314
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概念
加齢性難聴は,加齢に伴って両側性に高音から進行する感音難聴と定義される。蝸牛から聴覚中枢に至るまでの聴覚を担う構造が加齢によって単一ではなく複数個所において変性することによって,音あるいは音声の知覚に困難を生じている。2007年に超高齢社会となり,2025年には高齢化率が30%に達したわが国においては,加齢性難聴患者数は,今後増加すると予想される。難聴が認知症・うつ・社会的孤立・転倒などと関連していることを考慮すると,加齢性難聴への対応を確立することは喫緊の課題と言える。

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