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特集 耳鼻咽喉科とフレイル
【耳鼻咽喉科および関連領域のフレイル】
鼻・嗅覚機能のフレイル
都築 建三
1
Kenzo Tsuzuki
1
1兵庫医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
加齢
,
嗅覚障害
,
フレイル
Keyword:
加齢
,
嗅覚障害
,
フレイル
pp.767-770
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002200
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はじめに
フレイル(Frailty)とは,高齢者にみられる身体的・精神的・社会的な脆弱性が増した状態であり,健康から要介護へ移行する中間段階を指す。この可逆性のある段階で早期に評価し,適切な予防・介入を行うことにより,健常レベルへの回復が期待できる。フレイルは身体的,精神的,社会的の3つの要素で構成され,身体的フレイルは骨粗鬆症やサルコペニア,精神的フレイルは認知機能低下や気分変調(うつ・不安),社会的フレイルは人とのつながりや社会参加の減少が強く関与する。耳鼻咽喉科領域は感覚器・発声・嚥下機能を担うため,早期介入はフレイル進展の抑制に重要である。本稿では,高齢者における鼻・嗅覚機能低下の特徴を概説し,フレイルとの関連を考察する。

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