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特集 漢方治療のエビデンス構築
総論
エビデンスからみた漢方治療
長谷川 博紀
1
,
吉崎 智一
1
Hiroki Hasegawa
1
,
Tomokazu Yoshizaki
1
1金沢大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
漢方薬
,
エビデンス
Keyword:
漢方薬
,
エビデンス
pp.573-575
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000584
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はじめに
漢方医学は,5・6世紀に中国より伝来した医学が日本の風土に合わせて発展を遂げた日本独自の伝統医学であるが,明治政府が西洋医学,特にドイツ医学を推進したことにより,わが国の医学からはいったん姿を消すこととなった。その後,1967年に6種類の漢方が保険収載されることになり,臨床応用される漢方薬が徐々に拡大していった。一方で,医学教育においても2001年漢方医学が医学教育モデル・コア・カリキュラムに追加され,全国の医科系大学すべてで講義が行われている。その結果,現在9割以上の医師が漢方薬の処方経験を有するに至っている。

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