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特集 薬剤による腎障害
トピックス
機械学習を用いた薬剤性腎障害の予測
Predicting drug-induced kidney injury using machine learning
安部 賀央里
1
AMBE Kaori
1
1名古屋市立大学大学院データサイエンス研究科
キーワード:
急性腎障害
,
シスプラチン
,
機械学習
,
説明可能AI
Keyword:
急性腎障害
,
シスプラチン
,
機械学習
,
説明可能AI
pp.246-249
発行日 2026年8月25日
Published Date 2026/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002553
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- 参考文献 Reference
はじめに
薬剤性腎障害(drug-induced kidney injury:DKI)は,「薬剤の投与により,新たに発症した腎障害,あるいは既存の腎障害のさらなる悪化を認める場合」と定義される1)。腎臓は薬剤の代謝・排泄に重要な役割を担うため,薬剤の直接毒性,代謝物蓄積,腎血流低下,免疫学的機序などを介して障害を受けやすい。臨床的には急性腎障害(acute kidney injury:AKI)として発症することが多く,血清クレアチニン上昇や尿量減少を契機に診断される。原因薬剤としては,シスプラチンなどの抗悪性腫瘍薬,バンコマイシンやアミノグリコシド系抗菌薬,非ステロイド性抗炎症薬(nonsteroidal anti-inflammatory drugs:NSAIDs),造影剤,免疫抑制薬などが知られている。特に,高齢者,慢性腎臓病,脱水,ポリファーマシーなどは重要な発症リスク因子である。DKIは入院期間の延長,治療中断,予後不良と関連するため,早期のリスク評価と予防介入がきわめて重要である。

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