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特集 バスキュラーアクセス
トピックス
数値化電子聴診器(HVSIモニタ)
Digitizing electronic stethoscope (HVSI monitor)
坪井 正人
1
,
鈴木 裕章
1
TSUBOI Masato
1
,
SUZUKI Hiroaki
1
1偕行会安城共立クリニック
キーワード:
電子聴診器
,
hemodialysis vascular sound index
,
arteriovenous fistula
,
モニタリング
Keyword:
電子聴診器
,
hemodialysis vascular sound index
,
arteriovenous fistula
,
モニタリング
pp.689-693
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002451
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- 参考文献 Reference
Ⅰ 開発経緯
HVSI(hemodialysis vascular sound index)モニタは,シャント音を数値化した初の管理医療機器である。以前から,シャント音の音響学的分析によるバスキュラーアクセス(vascular access:VA)異常の検出方法が模索されてきたが,音響機器に強みをもっていたパイオニア社がプロトタイプの電子聴診器を作製し,横浜第一病院笹川成先生との共同研究のもと,シャント音の数値化システムとアルゴリズムの開発が進められた。臨床試験とその評価から,生体情報の変動に伴うシャント音の変化やシャント音による超音波を用いた血流量(flow volume:FV)のカットオフ値の検査有用性などの報告が行われた。その後,日常の臨床現場でVA管理機器としての有用性を評価すべく,2018年から安城共立クリニックなどで臨床試用が開始され,2022年,Journal of Vascular Access誌にvascular sound visualization system(シャント音可視化システム)としてその有用性が報告された1)。プロトタイプはいわゆる電子聴診器で取り扱いがやや煩雑であり,携帯のしにくさ,専用アプリケーションを必要とするなど臨床現場では使いにくさがあったため,モニタ本体のみで計測から表示まで可能とする機器(HVSIモニタ)に改良され,2024年にエア・ウォーター・メディカル社より上市された。

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