特集 手術室CEの最前線! 手術用ナビゲーションと術中モニタリング
脳実質腫瘍手術におけるモニタリング
川村 可奈
2
,
岩井 佳奈子
2
,
近藤 聡英
1,2
1順天堂大学大学院医学研究科 脳神経外科学
2順天堂大学医学部附属順天堂医院
キーワード:
脳実質腫瘍
,
モニタリング
,
覚醒下手術
Keyword:
脳実質腫瘍
,
モニタリング
,
覚醒下手術
pp.207-212
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000001774
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脳実質腫瘍は,脳を構成する細胞群そのものが腫瘍化していることを意味する.したがって,腫瘍摘出に際し,腫瘍が隣接したり含まれたりする正常脳の機能が障害され得る.脳の機能障害は術後の生活の質を大きく低下させる.生活に必要な脳機能を温存するためには,手術中にその機能を保護する必要があり,術中モニタリングは必須の技術となる.
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