Japanese
English
特集 なんじゃこりゃ? part 3
序説
Introductory remarks
赤松 泰次
1
Taiji Akamatsu
1
1長野県立信州医療センター
pp.350-350
発行日 2026年4月25日
Published Date 2026/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002565
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- Abstract 文献概要
日常の内視鏡診療において,思わず「なんじゃこりゃ?」と言いたくなるような変わった形態の病変に遭遇することがある。その多くはきわめて稀な疾患,ないしは稀ではないが非典型像を呈する病変である。しかし,このような感情を抱く頻度は内視鏡医の経験値によって大きく左右される。すなわち,経験の浅い内視鏡医はしばしば「なんじゃこりゃ?」と思うことが多いが,経験や知識の豊富な内視鏡医はこのように感じることは比較的少ないと推察される。消化器内視鏡は純粋な形態学であり,見たことがない形態の病変に遭遇したときにそのような感情を抱くことは仕方のないことである。しかし,すべての疾患に遭遇することは不可能であり,内視鏡医は日頃から多くの医学雑誌を読んだり学会や研究会に参加して,稀な疾患や非典型的な病変を「疑似体験」しておくことが大切である。そして,日常臨床において「なんじゃこりゃ?」という感情を抱く頻度をできるだけ少なくするように努力しなけばならない。
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