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今月の主題 対策型胃内視鏡検診の現状と問題点
座談会
対策型胃内視鏡検診の現状と問題点
Conversazione―Current Situation and Problems in Endoscopic Mass-screening of the Stomach
赤松 泰次
1
,
長浜 隆司
2
,
入口 陽介
3
,
幸田 隆彦
4
,
成澤 林太郎
5
,
平川 克哉
6
Taiji Akamatsu
1
1長野県立信州医療センター内視鏡センター
2千葉徳洲会病院消化器内科
3東京都がん検診センター消化器内科
4幸田クリニック
5新潟県立がんセンター新潟病院消化器内科
6福岡赤十字病院消化器内科
pp.1145-1162
発行日 2018年7月25日
Published Date 2018/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403201446
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赤松 本日は私と長浜先生で司会をいたします.今回は,対策型内視鏡検診について先進的な取り組みをされている新潟市,浜松市,福岡市から,成澤先生,幸田先生,平川先生に,また,2019年より検診制度が開始されます東京都を代表して入口先生にお越しいただきました.
さて,2016年にさまざまな研究結果を踏まえ,厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」が改正され,対策型検診でも胃内視鏡検査が選択肢として追加されることになり,各地で対策型内視鏡検診が始まりました.認可から約1年半が経過し,成功している地域と課題が多く開始できない地域もあることから,本特集が組まれました.本日は,対策型内視鏡検診が行われるようになった経緯を導入としまして,先進的な各地域の取り組みのご紹介,精度管理の問題について,検診制度の近未来像までを含めてお話しいただければと思います.それでは,よろしくお願いします.
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