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特集 血液透析患者の血圧を再考する
2.血液透析患者の高血圧ガイドライン―日本と海外
平和 伸仁
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター腎臓・高血圧内科
キーワード:
血圧測定機会
,
血圧測定方法
,
降圧目標
,
ガイドライン
,
国際比較
Keyword:
血圧測定機会
,
血圧測定方法
,
降圧目標
,
ガイドライン
,
国際比較
pp.135-141
発行日 2024年2月10日
Published Date 2024/2/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002884
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高血圧は,一般成人において脳心血管病死亡の最大の危険因子である.一方で,透析患者では,そもそもCVDリスクが高く,高血圧の寄与度は一般成人に比較すると低くなる.また,透析治療の際には高頻度に血圧を測定するが,その血圧値と生命予後の関係は一般成人ほど一定ではない.そこで透析患者では,透析施設ではなく家庭での血圧測定が重要であり,家庭血圧を指標とした高血圧の診断や治療の評価を行う.透析患者の血圧管理には適切なドライウエイトの設定や適切な除水とともに減塩が重要である.一方で,透析患者において降圧治療に関するエビデンスは少ないため,降圧目標値など確定した質の高い治療ガイドラインを作成することは困難である.透析患者の血圧管理は,個人の特性を見極めて個別に対応することが必要である.

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