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V字縫合(VUS)―前置胎盤の術中止血に有効な新しい非・圧迫縫合法―
青木 昭和
1
S. Aoki
1
1宇治徳洲会病院産婦人科(部長)
pp.1712-1719
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003252
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前置胎盤における帝王切開中の止血法として,出血部への直接縫合やガーゼ,バルーンによる圧迫止血法がある。しかし十分な止血が得られない場合も多い。また圧迫縫合として,代表的なものにvertical compression suture(VCS)がある。しかしVCSでは子宮下部の前後壁を合わせて縫縮するため阻血範囲が広くなる欠点がある。さらに子宮下部内腔が狭くなるため,追加の止血処置も難しくなる。今回われわれは,迅速に,しかも容易に行えるまったく新しい非・圧迫縫合法であるV字縫合(V-shaped uterine suture;VUS)を考案し,前置胎盤の術中出血量を著しく減少させ,良好な結果を得たので,具体的な方法も含め紹介する。

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