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特集 産婦人科医が知っておきたい プレコンセプションケアの最前線Ⅱ
8.栄養代謝とプレコンセプションケア
横山 真紀
1
,
杉山 隆
1
M. Yokoyama
1
,
T. Sugiyama
1
1愛媛大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座
pp.573-578
発行日 2024年6月1日
Published Date 2024/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002981
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妊娠前の良好な栄養状態は,妊娠により増大するエネルギー需要を満たし,妊娠経過や胎児発育,そして出生後の児の健全な発育のために極めて重要な要素である。わが国では,生殖年齢女性の肥満,やせ双方が課題となっている。また,葉酸や鉄などの微量栄養素不足も懸念される。「妊娠前から始める妊産婦のための食生活指針」などを参考に,バランスのよい食事をとり,妊娠前にやせや肥満を解消して適正体重を維持することが肝要である。また,葉酸や鉄を多く含む食品の摂取を心がけ,特に葉酸は児の神経管閉鎖障害予防のために積極的にサプリメントを活用し,1日400μgの摂取が推奨される。

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