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1歳以上5歳未満の小児に対する当院でのミダゾラム口腔用液(ブコラム®)の使用経験
長 夏希
1
,
宮奈 香
1
,
大石 芳久
1
1日本赤十字社医療センター小児科
pp.479-484
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003027
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当院では2021年4月から2022年9月までの間に,けいれん性てんかん重積状態の1歳から5歳未満の小児10例14機会にミダゾラム口腔用液を使用した.同剤単独で発作が収束したのは1機会のみだった.既報では46~100%の奏効率とされており,本研究とは乖離があった.発作消失率に影響を与えうる因子として,発作開始から薬剤投与までの時間,体格の差,発熱の有無が考えられた.また,見かけ上発作消失率が低くなった原因として,薬剤投与後の観察時間が不足していたことが考えられた.ミダゾラム口腔用液はけいれん性てんかん重積状態の治療として有用だが,速やかに静脈路を確保できる状況では経静脈投与が第一選択となり得る.

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