Japanese
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特集 膝蓋大腿関節障害の治療
膝蓋骨不安定症に対する膝蓋大腿関節置換術
Patellofemoral arthroplasty for following failed treatment for patella instability
乾 洋
1
Hiroshi INUI
1
1埼玉医科大学総合医療センター,整形外科
キーワード:
Patellofemoral arthroplasty
,
Patella instability
,
Metallic trochleoplasty
Keyword:
Patellofemoral arthroplasty
,
Patella instability
,
Metallic trochleoplasty
pp.71-76
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002844
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- 参考文献 Reference
要旨:膝蓋大腿関節置換術(PFA)は従来,目視での回旋設置評価が難しいなど正確な手術を行うことは難しかったが,ロボットやナビゲーションといったコンピュータ支援手術の普及に伴い理想的なPFAも可能となっている。またインプラントデザインの改良により長期成績も向上している。PFAは末期膝蓋大腿関節症(PF OA)に対する除痛効果のほかに “metallic trochleoplasty” としての機能も有しており,主に滑車低形成があり膝蓋骨制動術を(複数回)行ったにもかかわらず膝蓋骨不安定症が残存する患者に対して,PFA単独またはPFAに膝蓋骨制動術(内側膝蓋大腿靱帯[MPFL]再建術,脛骨粗面移行術)を併用する手術の報告が近年徐々に増加している。PFAの “metallic trochleoplasty” 効果を活かした術式が「膝蓋骨制動術」の一つの選択肢として浸透することに期待したい。

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