Japanese
English
症例
女性外陰部扁平苔癬の1例
Vulvar lichen planus
浦野 聖子
1
Shoko URANO
1
1十全記念病院,皮膚科,部長
キーワード:
外陰部扁平苔癬
,
小陰唇
,
びらん
,
褐色扁平隆起局面
Keyword:
外陰部扁平苔癬
,
小陰唇
,
びらん
,
褐色扁平隆起局面
pp.1581-1586
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006140
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- 参考文献 Reference
82歳,女性。約10カ月前から外陰部に違和感が出現した。両小陰唇にびらんを伴う紅斑,常色扁平隆起局面,褐色の扁平隆起局面を認めた。他の部位に病変はなかった。病理組織学的に表皮基底層の液状変性,個細胞壊死,表皮直下の真皮上層にリンパ球を主とする帯状の細胞浸潤があり,メラノファージが混在していた。褐色の扁平隆起部では,上記の変化に加え,表皮の肥厚,基底層のメラニン沈着,真皮に多数のメラノファージが存在した。強力なステロイド外用治療で自・他覚症状は改善した。女性外陰部扁平苔癬は,症状が遷延することが多く,病変部の癒着や有棘細胞癌を生じることがあるため,長期の経過観察を要する。

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