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特集 血液透析と骨・関節障害の最新知見
血液透析患者の下肢骨折の治療経験
佐野 圭二
1
1東京医科大学八王子医療センター 整形外科
キーワード:
下肢外傷
,
脛骨骨折
,
血液透析
,
股関節部骨折
,
骨折
,
膝蓋骨
,
膝外傷
,
腎不全-慢性
,
足関節
,
大腿骨頸部骨折
,
大腿骨骨折
,
腓骨
,
踵骨骨折
,
脱臼骨折
Keyword:
Ankle Joint
,
Fibula
,
Renal Dialysis
,
Hip Fractures
,
Femoral Fractures
,
Femoral Neck Fractures
,
Kidney Failure, Chronic
,
Knee Injuries
,
Leg Injuries
,
Patella
,
Tibial Fractures
,
Fracture Dislocation
,
Fractures, Bone
pp.1166-1172
発行日 2011年10月19日
Published Date 2011/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2012169694
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- Abstract 文献概要
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血液透析患者の下肢骨折32例(平均70.5歳)を対象に、受傷までの透析期間、透析原因疾患、骨折の原因、骨折部位、骨折型、治療法、合併症、治癒前後の歩行能力および予後を調査した。その結果、骨折部位は大腿骨近位骨折が多く、骨折の原因は転倒が多く、屋外転倒より屋内転倒の方が多かった。合併障害は透析による血管障害や感染症が多く、治療法は保存療法が多かった。治癒前後の歩行能力は独歩が減少し、車椅子例が増加した。透析の原因疾患は糖尿病性腎症が多く、受傷までの透析期間は平均5年4ヵ月であった。死亡は10例で、主に血管障害と感染症が原因であった。骨折から死亡までの期間は平均2年4ヵ月であった。10例中6例が骨折後2年以内に死亡し、6例中5例が大腿骨近位骨折であった。

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