Japanese
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連載 卒後研修講座
整形外科医からみた骨・軟部腫瘍
-――病態と治療
Bone and soft-tissue tumors from orthopaedie surgeonʼs perspective:pathophysiology and management
下村 征史
1
,
川井 章
1
S. Shimomura
1
,
A. Kawai
1
1国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍・リハビリテーション科
1Dept. of Musculoskeletal Oncology and Rehabilitation, National Cancer Center Hospital, Tokyo
キーワード:
bone tumors
,
soft-tissue tumors
,
orthopaedic oncology
Keyword:
bone tumors
,
soft-tissue tumors
,
orthopaedic oncology
pp.71-77
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_71
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は じ め に
腫瘍は「縁遠いもの」,「できればみたくないもの」と考えている整形外科医は少なくないと思われる.かくいう筆者も整形外科医になりたてのころは,予診票に「腫瘤」,「腫瘍」という言葉が記載されているだけで身構えていたことを思い出す.とはいえ,2人に1人ががんになる超高齢社会において,一般病院で整形外科診療を行っていると,転移性骨腫瘍を含めて,少なくともひと月に数例(大きな病院では毎週?)程度は “腫瘍疑い” の患者を診察する機会があるのではないかと思われる.実は,腫瘍性疾患は整形外科の日常診療でしばしば遭遇する隠れたcommon diseaseの一つであるといっても過言ではない.本稿が,これまで腫瘍を敬遠してきた若手整形外科医の腫瘍アレルギー解消の一助になることを願っている.

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