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第38回日本軟骨代謝学会
西谷 江平
1
K. Nishitani
1
1京都大学整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Kyoto University, Kyoto
pp.495-497
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_495
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1.は じ め に
第38回日本軟骨代謝学会は,安達伸夫会長(広島大学整形外科教授)のもと,2026年2月20日(金)~21日(土)にかけて,広島市の平和記念公園内にある広島国際会議場において開催された(図1).本学会は,軟骨および関節疾患を中心とした基礎から臨床,さらには再生医療にいたるまで,幅広い研究領域を包含する学会であり,毎年,活発な議論と学際的交流の場として重要な役割をはたしている.第38回では,テーマに「響:基礎と臨床の共鳴」が掲げられ,基礎の知見を臨床に届け,患者さん一人ひとりの治療へと結実させていくことが使命であるという会長の思いのもとで,軟骨代謝研究の最新の知見に加え,幹細胞,生体材料,再生医療,変形性関節症や半月板疾患といった臨床課題に直結するテーマも多く取り上げられた.また,各セッションでは基礎研究者と整形外科医が活発に議論しながらも,軟骨研究・治療の発展に建設的に寄与していく姿勢が印象的であった.
本学会は開会式での安達会長による学会テーマの紹介の後,基礎と臨床の共鳴が強調され,本学会では基礎と臨床との距離が近いのが特徴であり,特に若手研究者のディスカッションをうながすとの挨拶から始まった(図2).

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