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Posterior-stabilized型人工膝関節全置換術における内側側副靱帯の解離が脛骨の内旋動態に与える影響
-――未固定遺体を用いた検討
Influence of medial collateral ligament release for internal rotation of tibia in posterior-stabilized total knee arthroplasty;a cadaveric study
和田 佳三
1
K. Wada
1
1徳島大学整形外科
1Dept. of Orthopaedics, Institute of Biomedical Sciences, Tokushima University, Graduate School, Tokushima
キーワード:
TKA
,
rotational kinematics
,
medial collateral ligament
Keyword:
TKA
,
rotational kinematics
,
medial collateral ligament
pp.495-497
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei69_495
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- 参考文献 Reference
【要 旨】
目 的:人工膝関節全置換術(TKA)術後の膝関節動態の変化が患者満足度に影響を与える可能性が指摘されている.本研究の目的は内側軟部組織の解離が膝関節回旋動態に与える影響について検証することである.
対象および方法:未固定遺体6膝に対してposterior-stabilized型TKAを行った.Multiple needle puncturing法を用いて内側側副靱帯(MCL)の解離を5回ずつ15回まで行い,解離後に4mm厚いインサートを挿入した.ナビゲーションを用いた膝関節術中動態解析を行い,それぞれの時点における脛骨回旋角度を比較した.
結 果:膝関節最大屈曲位における脛骨内旋角度はMCLを15回解離すると解離前に比べて有意に減少し,脛骨内旋角度と解離回数には負の相関を認めた.解離後に4mm厚いインサートを使用すると,脛骨内旋角度は有意に増加した.
考 察:膝関節内側軟部組織の緊張が脛骨回旋動態を維持するために重要な因子となる可能性が示唆された.

© Nankodo Co., Ltd., 2018

