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書評
こんなときどうする? 非がん疾患×在宅緩和ケア―困難を乗り越えるための実践知
藤沼 康樹
1
1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター センター長
pp.403-403
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika138_403
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日本の緩和ケアは,長らくがん終末期のケアを中心に発展してきた.その一方で,慢性心不全や慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)といった非がん疾患の終末期については,医学的な治療と狭義の緩和ケアとの境界が不鮮明なまま残されてきた.状態が悪化すれば入院して「治療」する――それがつい二十年ほど前までの,ごく当たり前の対応だったといえるだろう.しかし今日では,住み慣れた自宅で最期まで過ごしたいという患者の願いに沿って,非がん疾患の終末期が在宅医療の重要な対象として位置づけられるようになってきた.
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