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特集 アピアランスケア Up to Date
脱毛予防としての頭皮冷却法
齊藤 光江
1
Mitsue SAITO
1
1順天堂大学医学部附属順天堂医院乳腺科
pp.237-240
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango27_237
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はじめに
がんの薬物療法について,患者がいちばん懸念するアピアランスの変化が脱毛ではないだろうか.化学療法誘発脱毛(chemotherapy induced alopecia:CIA)がなく,なおかつ有効性の高い薬物療法剤を開発するか,あるいはCIAに適切に対処し,なるべく患者の心理的負担を軽減できるようにすることが求められる.
脱毛を理由に,有効性の高い化学療法薬を回避し,治癒を目指すことができない人を増やさないようにするため,また覚悟を決めて挑み無事完治にいたりはしたものの,再発毛が十分ではなく日々満たされない気持ちを引きずる人を減らすためである.
前者は,今後長期にわたる目標とし,本稿では後者について述べてみたい.

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