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特集 大腸・肛門疾患の緊急手術
II. 各論:治療のtips and pitfalls
2.大腸穿孔に対するdamage control surgery
Damage control surgery for colorectal perforation
天野 浩司
1
K. Amano
1
1堺市立総合医療センター救命救急科
キーワード:
大腸穿孔
,
damage control surgery
,
open abdomen management
,
敗血症性ショック
Keyword:
大腸穿孔
,
damage control surgery
,
open abdomen management
,
敗血症性ショック
pp.422-427
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka88_422
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- 参考文献 Reference
大腸穿孔は重度の敗血症性ショックを伴うことが多く,術前評価が不十分なまま緊急手術にいたることが少なくない.Damage control surgery(DCS)は初回手術を止血および汚染コントロールに限定し,集中治療室でアシドーシス,低体温,凝固異常などを是正した後に再建や閉腹を行う段階的治療戦略である.当院ではショック例や高度腹腔内汚染例に対しDCSを適応し,初回手術時間および手術開始までの時間短縮,全身状態改善後の安全な再建,専門医の協力体制確保などの利点を認めている.本稿では,大腸穿孔に対するDCSの具体的手技,利点と問題点,現状について解説する.

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