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特集 抗体医薬入門 臨床編 炎症性腸疾患
炎症性腸疾患に使われる抗体医薬を整理する② 抗IL-12/23p40抗体,抗IL-23p19抗体
平田 一耕
1
1亀田クリニック 薬剤室/亀田総合病院 薬剤部
pp.1329-1333
発行日 2026年8月5日
Published Date 2026/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026090006
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Key Points
ヘテロ(異質)な病態の潰瘍性大腸炎において,ヘルパーT(Th)細胞を制御するためのTh1/Th17経路を抑えるインターロイキン(IL)-12やIL-23関連製剤は腸管炎症の制御と粘膜治癒に重要である.
クローン病ではIL-23は病態の中心であるが,瘻孔や狭窄を来すような症例では有効性のモニタリングが重要である.
効果は血中より組織内濃度に相関し,抗薬物抗体(中和抗体)が問題になりにくいため免疫調節薬の併用せず単剤治療が可能である.
初期の作用発現が他の生物学的製剤やヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬より緩やかなことが多いため,導入初期は経口・外用ステロイドの短期併用などを行い,有効性のモニタリングが必要である.

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