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特集 研究室で役に立つ新しい試薬
活性制御試薬
ホルボールエステル関連試薬
ジアシルグリセロール
Diacylglycerol
貝淵 弘三
1
Kozo Kaibuchi
1
1神戸大学医学部第1生化学教室
pp.403
発行日 1989年8月15日
Published Date 1989/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905327
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- Abstract 文献概要
■特性および構造
C-キナーゼの生理的役割を明らかにするため,細胞膜を容易に透過し,細胞内のC-キナーゼを直接活性化する合成ジアシルグリセロール(DG)が研究に汎用されている。この種の透過性DGとして1-オレオイル-2-アセチル-sn-グリセロール(OAG)がよく知られているが1),最近では1,2-sn-ジオクタノイルグリセロール(dic8)や1,2-sn-ジデカノイルグリセロール(diC10)のような短鎖飽和脂肪酸をもつDGもまたOAGと同様の活性を有することが明らかになっている(表1)2)。これらのDGはC-キナーゼの活性化能において立体特異性を有しており,1,2-sn-DGの構造を有するもののみ有効であり,光学異性体の2,3-sn-DGはC-キナーゼを活性化しない。
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